イヴの眠り(3)感想

YASHAの続編のようなもの。バナナフィッシュから続く、吉田秋生サーガ第3部ともいえるのかなぁ。「超人類」ともいえる男女を軸に、話が展開されます。


YASHAでは、その超人類が「兄弟」であるがゆえ、カインとアベルのように「憎しみあい〜殺し合い〜後悔」がモチーフになりましたが、今回は「男女」ですので、アダムとイブですか。でもクローン+クローン元の実の娘なんだよねぇ。一応善悪が明確ですが、今後どうなるのか楽しみ。一般人の烈(リエ)とか、入る隙はあるのかな?

蛇足:最初に読んだ吉田秋生は「吉祥天女」(古本屋)、そして「河よりも長くゆるやかに」(文庫版)。そんな感じで存在は知っていた「バナナフィッシュ」ですが、結婚後嫁の蔵書にあったので、「YASHA」と連続で読みました。おもしろかった。でも、そんで今回の「イヴの眠り」と結構サックリ短期間で全体を読んでいるので、キャラの関係や見分けが??? ということもあります。