パーフェクト・プラン

パーフェクト・プラン (宝島社文庫)

パーフェクト・プラン (宝島社文庫)

以前買った「このミス」受賞の逃亡作法と同じ感じで紹介されてましたが、こっちの方が好み。


確かに逃亡作法の方がロードムービー的であり、最近ウケてる風な野蛮性がある。で、こっちの方はキャラ設定とかフツーな感もあったりヌルイけど、「家族愛」をテーマの一つにしている辺りが個人の琴線に触れました。

最近現実世界で陰惨な事件が多いので、小説の世界は、暴力・残虐描写や児童虐待とかがあまり酷くない、というか、その描写そのものを売りにしてない、ヌルイくらいの方がいいのかなぁ、と思うのです。