妖怪大戦争

妖怪大戦争 (角川文庫)

妖怪大戦争 (角川文庫)

確かに、最初から「同窓会気分」がうかがい知れる企画でしたが


妖怪とか嫌いじゃないし、映画は三池監督だし、加藤も出るし(嶋田久作じゃないけど)ということで読み始めてみたものの、内容は大人向けにしては幼いし、ジュブナイルにしては長いし、と、ちょいと冷めつつ読んでましたが、後半のシーンで、大納得。
同窓会+「たぶんコレを描きたかった(文庫のp380から)」んだ!!!と。

確かに面白いけど、全体に比べてほんの数P。コレをやるためのつじつま合わせも、まぁまぁといえばまぁまぁ。ふと、昔すっげードキドキして読んで、なんだか「まとめ方」がいまいちだった「荒俣氏のほかの作品」を急激に思い出しましたよ…。

でも、逆に映画が見たくなりましたが、DVDでもいい気がする。