今日(つーか昨日になった)の新日@両国国技館

プロレス/格闘技 カクトウログさんと2人きりで観戦した2・19両国。新日LOVEなカクトウログさんは、いつも「初心者じゃないけど超詳しいわけでもない私(あるいは嫁)」が辛らつなことを言うと「まぁまぁ、それはね」的な玄人観戦者によるあたたかいフォローを入れるのがいつものパターンでしたが…。

公式はこっち→http://www.njpw.co.jp/result/2006/0128_0219/0219_01.html


第一試合
金本浩二VSGENTARO
第一試合から金本登場!!!ということで遅刻はできないと(間に合わなさそうだったので)駅からダッシュ。でも試合は一方的に金本の勝利。GENTAROはいいとこナシ。

第二試合
邪道、外道、獣神サンダー・ライガーVSBADBOY 非道、黒田哲広金村キンタロー
おなじみの登場曲に合わせてアパッチ登場。ソコまではよかった。その後はずーっと怪我をしている外道ねらい。確かにセオリーではあるが、延々と続けられると食傷気味。波動拳ばっかりだしてたまに昇竜拳するプレイスタイルを彷彿とさせました。会場からも「つまらねぇ」的な野次が飛びます。
外道が解放され、ライガーが怒り爆発のショウテイ3連発を食らわすも、1・4で見たような気もして、これまたガックリ。
でも最後は外道が決めました。試合はイマイチでしたが、外道を抱擁する(褒める)ライガーの姿にちょっと「仲間って大事」的な浪花節を感じました。試合はイマイチでしたが。

第三試合
山本尚史飯塚高史VS矢野通真壁刀義
ある意味、今回の大量離脱劇の棚ボタ的役回りともいえるようなカード。内容は可もなく不可もなく(ってことはプロレス的にはダメって事だよな…)山本勝利。

第四試合
IWGP ジュニア・タッグ選手権試合
<チャンピオンチーム>後藤洋央紀、稔
VS<チャレンジャーチーム> 田口隆祐エル・サムライ
ここまでイマイチだったので、ちょいと期待してみましたが、この私がよく知らない田口選手が、ちょっとしょっぱい。試合は熱くもなく寒くもなく、長時間の半身浴のような、適度なぬるさ(あるいは熱さ)。試合がだらだらと続き、気がつくと25分経ってた。背後の声援がないと寝ていたかも…(←昼からビール+ワインをたらふく呑んでいたので)。

第五試合
IWGPジュニアヘビー級&NWA世界ジュニアヘビー級ダブル選手権試合
<チャンピオン>ブラック・タイガーVS<チャレンジャー>タイガーマスク
これもイマイチ。「緊張による静寂」ではなく、「単なるノーレス」的な静けさが、時折起こり、テレビに流すときに流れるであろうアナウンサーの声が会場に響く。いくつかの「高度な技の応酬」はあったものの、印象としては薄い感じ。タイガーマスクが勝ったけど、選手の感情が私には響きませんでした。

休憩時間
喫煙スペース、ひと少ねぇ!!!
カクトウログさんに「ちょっと今日はイマイチですね」という話をすると、いつもは「そんなことはない」的な「玄人観戦者ならではのポイント」を説明してくれるのに、意外なことにところどころ同意してくれた。そうか、やっぱ「最高の試合たち」ではないのだな。

第六試合
永田裕志VS棚橋弘至
正直どっちのファンでもないのですが、シナリオ的には棚に勝ってほしいと思って観戦。
しかし永田さんは終始「本気の蹴り」を何度も見舞う。「ああ、やっぱ役者が違うよな」と思いつつも棚に声援。会場も「永田(さん)!!」「棚!!」の声が行き交う。
ココへきて、ようやく(比較的)いい試合が見れた気がする。棚もがんばった。永田(さん)もがんばった。

第七試合(セミファイナル)
中邑真輔ブロック・レスナーVS曙、長州力
レスナーの試合をあまり見たことがないので、きっちりスタイルを見ておこうと思いつつも、曙も気になる(正月のドームじゃ、本当に「お客さん」だったもんなぁ…)。
会場の長州コールが大きいのに驚く。そんなに人気なんだ…。
で、試合はというと、スタイルが違う4人の絡みは結構面白い。
そして曙は結構今日は働いた。ちゃんとカットにも入るしw、ロープ際の中邑にアタックしたり、エプロン際の中邑にスライディングキックをしたり。
一方で長州もプランチャー!w。意外性というかエンタメとして、いろいろ面白かったです。曙、超成長した!!! 今後も期待してみようと思いました。

第八試合(ファイナル)
IWGP タッグ選手権試合
<チャンピオンチーム>天山広吉蝶野正洋VS
<チャレンジャーチーム>中西学ジャイアント・バーナード
蝶野が出てても「シーシー」いう会場。いつもの「天山のチョップは効かず、中西のチョップが効く。で天山モンゴリアン」という展開。カクトウログさんから「バーナードがどう絡むかで決まるね」と一言。まったく同意しつつ見守る。
仲間割れが起きそうになりつつも、蝶野に反撃したり、イイ感じの怪力コンビ。そして大柄な選手相手のときにありがちないつもの「ちょっと苦労してるけど、がんばる蝶天」という展開。それでもタッグの試合として双方きっちり魅せてくれます。
でも、最後は仲間割れで決着。うーん、せっかくイイ感じだったのに、そのオチはないよなぁ(MONSTERのヨハン逃亡)、という感じ。でも試合経過はよかったので、最終評価としてアリです。面白かった。

最後
ケロちゃん、本日で卒業ということで蝶野ら+CTUメンバーが感謝の言葉を述べ、そののち正規軍も。お疲れ様でした。
最後にリング中央に「ゴング」を差し出して、いつものアナウンスでお仕事終了。切ない。