剣客同心 鬼隼人

ジャケ買いという偶然の出会いだったにもかかわらず、私にジャストフィットだった鈴木栄治氏の時代小説ブームがここんところ続いてます。しかし、そろそろある程度読んだように思いますし、ほかにもいい人がいるんではないかということで、「剣客」で「同心」てなことで購入。


でも、以前に1回挫折したものの*1 そろそろ傷が癒えてきたwということで。

で、この鬼隼人は「導入」から艶っぽい感じで、オヤジ向けっぽいなぁ(←お前のことだ)と思いつつも、悪い奴は誰だって斬っちゃうぜ! というハードめなキャラっぽいので期待しつつ読み進める。

捜査、強敵、どんでん返し、とこちらが求める要素は入っている感じでいい感じ。

そして私の心にHITしたのは斉藤弥九郎@神道無念流の登場のところでしょうか。剣豪3*2ですっかり友達気分でいるのでw、「おお!斉藤先生!」てな感じの再会でうれしかったです。そうなると、友達の友達はみな友達、ということで、主人公との距離が一気に縮まりましたw(斉藤先生への態度も失礼の無い感じだったしな…って、馬鹿だな俺) 

ということで、おおむね「○」という評価で続きも読んでみたいと思いますが、古本屋に行ったら鳥羽氏の「柳生連也斎 決闘 十兵衛〜宗冬」(これが鳥羽氏の作品とは認識していませんでしたが気になるタイトルだった)があったりしたので、そちらも購入しました。でもとりあえず先に、この鬼隼人も続きも読んでみようと思います。(なんか剣客がいっぱい出てくるみたいだし)
とりあえずはオススメ!

*1:ちょっとノリが合わなかった→http://d.hatena.ne.jp/djrtaro/20050729

*2:ゲーム→

剣豪3

剣豪3

 あ、もうベストが出てるようですね