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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。
今日はハッスル見に行きますよ。みのる、高山、ムタと、相当豪華です。期待。てなことで、さくっと巻頭さんを。

週刊少年ジャンプ(28号):BLEACH
週刊ヤングマガジン(28号):彼岸島
週刊少年サンデー(28号):DIVE!!(ダイブ)
週刊少年チャンピオン(29号):ギャンブルフィッシュ


BLEACH

ホロウというモンスターを退治する「死神」の役割を任された主人公が、奇しくもその手の力をゲットした仲間とともに、その「死神界(正確には尸魂界)」の闘争に巻き込まれたり、第三勢力、第四勢力と三つ巴、四つ巴のバトルを繰り広げます。

現在は仲間の女子を死神界の反乱者・藍染率いる第三勢力である「破面」に拉致られたので救出に向かいます。それに「死神正規軍」も加わりますが、悪戦苦闘で苦労中。と同時に、仲間の女子のスゲー能力も発言したり、相手の仲間割れもあったりして混戦模様中。



彼岸島

旧日本軍の開発した「吸血鬼ウィルス」に汚染された島を舞台にしたホラーアクション兼、吸血鬼軍団との戦いを描いたバトルモノ。出てくるモンスターは「吸血鬼」というよりは「奇怪クリーチャー」という感じで独自の世界観を形成。

最初はだまされて連れてこられて逃げる一方だった主人公達ですが、現在は吸血鬼軍団に対するレジスタンス的な組織に身を投じ、彼らの支配体制を壊そうと画策中。現在は邪鬼(敵)に捕まった仲間を助けるために向かった主人公達を描いております。
それにしても二宮君@嵐も、うがった楽しみ方をしているなぁw(巻頭の硫黄島×彼岸島の対談より)



DIVE!!(ダイブ)

飛び込み競技の新連載。

小さき頃に見た飛び込みの美しさ・感動を胸に自らも飛込競技を始めた主人公。しかし、経営難から所属するクラブも閉鎖の危機に?
先週始まった魔王と同じく「原作付き」の新連載。



ギャンブルフィッシュ

超エリート高校に転校してきた主人公。彼の目的は、校内でギャンブルで100円を元手に倍倍ゲームで100億円稼ぐこと。

先日より様々なゲームで勝利し、ツンデレファンも作りつつ、今回は実はシロウトだけど、イカサマ道具使用でビリヤード勝負。さぁ、どんな試合になるかな?



★★★総評

ブリーチ

ソードマスターヤマトギャグマンガ日和」が様々話題で、私も間接的に知ることが出来ましたが、ソレな感じ(つうか、このヤマトがわかるヒトは鰤もわかるから、比喩が比喩として成り立ってないなw)。

よく言えば「王道」、悪く言えばマンネリ。もうワンソースマルチユースというかメディアミックスの極みです。
しかし、ビジネススタイルとしては大変成功している例だと思うので、そういう意味では大変興味アリ。
ブリーチ関連の「総売上」の「物販・マンガ比率」とか見てみたいなぁ。

オハナシは、個人的にはワクワクしません。はい。

ところで「ボ」は終わりそう?



彼岸島

うむぅ、鰤のあとに彼岸島の感想w

こちらもオハナシとしては個人的にはワクワクしません。ハリウッド映画並みのジェットコースター感と、節操のない展開。
先にも書きましたが、巻頭の二宮君の対談内容も褒めてんだかなんだかな感じで、むしろ本作よりもそちらが面白かったです。アンチ派はこのインタビュー必見!



DIVE!!(ダイブ)

ウォーターボーイズが流行ったのは、男子の水着がすごくいっぱい出たから、なんでことも邪推されますが、今作もその匂いがしないでもない。

また、飛び込みシーンの「背景の華」はなんだ?とか、トビラ絵の「バトルモノに出てきそうな傷の男性は誰だ?」とか、ツッコミどころも満載。

普通に「普段は弱気だけど、譲れないところは頑固で秘められたハイセンスの持ち主」というスタンダードな感じですが、どうなるのかなぁ。



ギャンブルフィッシュ

良くも悪くも「チャンピオン」ぽい、素敵な展開(荒唐無稽+エロ)。必要以上に過剰なバトルの描写も楽しいですし、現状「佳作」という判断です。

コレまでは心理ゲーム的な「詐欺師っぽい感じのバトル」で「主人公のスキル」に見合ったバトルでしたが、今回はビリヤードというネタ。JOJO3部でのダービー兄弟のとのバトル(NOT格闘系)のように、違和感が期待感を高めます。
インチキキューも「それらしく」はありますが、この先の展開が楽しみです。


蛇足1:最近のチャンピオンの後半は電車の中で読みにくい中途半端エロものが増えて困っています。
蛇足2:アントニオ猪木のインタビュー記事アリ。先日の鈴木みのるのブログ批判にも通じるコメントがありました。おもしろいw



てなことで、この辺で。