場末の居酒屋を行きつけにするススメ。

ココロ社風に「不特定多数」へのメッセージ風に今日の出来事をw
少なくとも「こんな店に行きたくない!」という人が少なからずいるという意味では、似ているはず(写真はないけどね)。

私が好んでいく場末の(ちゅうか近所の)飲み屋があるのですが、そこで今日はこんなことが。


〜入店早々

とある企業(でも多分「株」とか関係ない感じの地場産業系)の専務(亀井静香似)と(多分)社長の血縁だけど役にはついていなくて(推測←シーバスリーガルのキャップをかぶっていて貧相だけど、腕時計は高そうな代物だった)74歳(事実)のじいさん(性別は絶対外れていないはず)が喧嘩腰で会話。年齢はあからさまに専務が社長血縁よりも年下。
(でも、この居酒屋に来てその二人を見るたびにその二人はこんな調子)

でも、このシーンはこの居酒屋に来て、この二人がいるたびに毎回行われている光景。

展開はたいてい、専務(亀井静香氏似)がじいさん(74歳)を罵倒。

 例:飲み屋では大きなことを言うが、カイシャでは無口らしい
   亀井氏にはいつも「いつかあいつボコる」ぐらいのことを言っているが有言不実行
   爺さんは飲みに誘うくせにお金を一銭もも持ってない
   というか「今日は俺のおごりだ」といいつつ一銭も持ってない
   開き直って「それが男だ」と言い出す
   飲みすぎてママにもマスターにもたしなめられる 
   などなど

でも、10回に1回くらい「ツンデレ的」に亀井氏がじいさんに同意。それでじいさん大満足、みたいな感じ。

ここで、リアルツンデレ(それも老齢の男子同士!←こういうのが好きな人もいるかな?w)に出会えるという意味で「お勧め」


で、同列に扱っては失礼かと思いますが、その喧嘩の様は、その飲み屋で頻繁に遭遇する私的には「親子十手捕物日記:鈴木英治氏」の「文之介と勇七」のアレみたいな感じですw
ここで「リアル文之介と勇七のやり取り」が見れるという意味でお奨めw


〜途中経過

そのお店は、私が手持ち無沙汰だったらママもマスターも話しかけてくれて、熱中している文庫本があると「きちんと<話しかけてこない>」いいお店。お薦め。

その「亀井氏VSじいさん」の「喧嘩腰」の会話も「決闘者 宮本武蔵」の三巻(完結編)を読みつつBGMとして楽しんでおりました。

亀井氏がトイレに行くと、じいさんは念仏のように「このままでは日本沈没だよ」(と思われる話)を繰り返します。繰言とはこれか、と学べます。

で「このままでは日本沈没」という点においては、亀井氏もじいさんも意見を一にするらしく、意気投合。(こういう展開もある意味「文之介と勇七」なんだよな)


〜強制乱入編

ココロの中でニヤニヤしながら、武蔵の(作中では)自称弟子である宮本伊織の活躍を読んでいたのですが、突然「亀井氏」から(おそらく)「本を読んでいる」というだけの理由で「センセイ」と話しかけられ(数回遭遇しているんですが、初めて話しかけられた)、微妙な三角関係に。

じいさんは、大変泥酔していて「なにを言っているかよくわからない…ある意味日本語のヒアリングテスト」状態なので、亀井氏も周囲もママもマスターも無視。
で、こちらとしては「亀井氏はしっかりしている」と思っていたら、同じ質問を数回するという「実はどっちもどっちだった」状態。
この日常における(自分のシゴトに関係ない)サプライズはオススメw

そして話がのってお酒もご馳走してもらったのもオススメw
なんだかんだと同じ話を2,3回しましたが、不快なときに不快な顔をすると、ちょいと引くあたりがこれもまたカワイイ、というか(多分50代の親父(亀井氏)をつかまえていうことじゃないと思いますが)本当に「亀井氏」は専務になるだけあってKYる感じ。


〜終盤、そして伝説へ

てな感じで、私は個人的に楽しい思い+ブログのネタ+お酒をゲトし、亀井氏は(自分と比較すると)若者におごったという満足感を得、じいさんは亀井氏に罵倒されて満足という「連携はよくないけど、みんな満足」という状態でお開きへ。
ということで、みんなが満足という空気を作れるという意味でオススメ。

閉店時間が来たので、亀井氏が爺さんを説得。私も爺さんを説得。じいさんはそこでまた意地を張って亀井氏に罵倒されて、終了。

ああ、面白かったな。


てなことで、役立つかどうかはわかりませんが、場末のお店はさまざまサプライズ(リアルツンデレ発見、日本語ヒアリング、お酒をおごられる、年長者の気遣い、など)があり、面白いですよ。オススメ。





していいのかな?w