カタリベ

カタリベ (SPコミックス)

都会の本屋で帯のキャッチと圧倒的に個性的と思えるキャラが集まっているジャケに惹かれて購入。あ、はまぞうではジャケが出ない･･･。

で、このひと「もやしもん」の人なのね。未読だけど。
（でも、ぬいぐるみ付きの最新刊？は嫁が買ってきた。これまた未開封だけどｗ）

そういやver.αのケンゾーさんも「面白い」って薦めてたし、CONTINUEでも特集組まれてたりしてたけど、なんか読みそびれてるんだよな。

まぁ、それはさておき、このカタリベ。

南北朝戦乱×海洋×ナウシカ×花田（＠ちょっとヨロシク）×ユンボルな感じ。

引用している割にまったくわかりにくい例ですがｗ

「南北朝×海洋」はそのまんま
「ナウシカ」ってのは、なんか絵のタッチとかがナウシカっぽく感じるのですよ。
南北朝という時代の（というか、作中の）雰囲気がナウシカっぽいのかも。
あと、鬼師と蟲使いとか、鬼の再生と腐海とかが微妙に近しく感じたり。

でも、主人公は「ちょっとヨロシクの花田」並に「なんてついてないんだ」な感じなのです。やることやること全部裏目。

　例：みんなを助けるために登場　
　　　→あっさりつかまって、逆にみんなが引き換えの人質としてとらわれる

　　　義憤に駆られて行動
　　　→義憤が勘違いで、その結果恩人を意に沿わぬことをさせてしまう

思わず共感（涙）。

で、面白いのは、そういうところだけじゃなくて、魅力的なキャラクターたちなのです。
おーおー、みんなひと癖もふた癖もありそうな!!って感じなんだけど、これが「ユンボル」並に、消化不良というか「1巻で完結」な感じで（涙）

最後も面白いキャラが出てきて「終わり」って、かなりさびしい感じ。

うーん、続き読みたいなぁ。

こいつらがワンピース並みに長く続いたら（それは言い過ぎかｗ　せめて5巻くらいかな）かなり面白い作品になったと思うんだけどな。