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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。梅雨でバイクに乗れません。

週刊少年ジャンプ(29号):ONE PIECE
週刊ヤングマガジン(29号):ユビキタス大和
週刊少年サンデー(29号):トラウマイスタ
週刊少年チャンピオン(29号):範馬刃牙


ONE PIECE

言わずもがなの海賊マンガ。過去の経緯の詳細はリンクを。

現在は、新たな仲間ブルックを加え、グランドラインを目指す一行はシャボンディ諸島を訪れています。ココには、売り出し中の海賊が集まってたり、世界政府を作った人の末裔である超VIPな天竜人がいたりとイロイロな人が集まっている状況。当然そこでトラブルが起きないはずはなく・・・。



ユビキタス大和

日本一のセクシーダンスガイを目指すユビキタス大和を主人公とする新連載のギャグマンガ

蕎麦屋で働く大和ですが、その接客方法とは?



トラウマイスタ

スタンド系バトルマンガの新連載。その人のトラウマを反魂香によって具現化されたものを「アートマン(真実の自己)」と呼びます。このアートマン同士のバトルをする模様。ちなみに、このお香を消されちゃうと、アートマンも消えるようです。

で、主人公ピカソは「鬼」がトラウマ。絵だけじゃなくて、文字で「鬼」を見ただけでもギャー!という始末。そんな彼の前に現れた女性が、上記の設定を彼に伝え、反魂香を使って彼のアートマンを引き出しますが?



範馬刃牙

言わずもがなの格闘マンガ「グラップラー刃牙(バキ)」→「バキ」→「範馬刃牙」とタイトルを変えつつ連載継続。詳細はリンクで。

現在は、「白亜紀から蘇った原始人<ピクル>」をめぐり、様々な格闘家が勝負を挑もうとしますが、バキは気を許した隙に蹴られて瞬殺ならぬ瞬KO! 一方力不足を意識しつつもあきらめきれない克巳は、烈とともに打倒ピクルの策を考えます。



★★★総評

ワンピース

ココ最近のワンピースは相当ワクワクしています。
そして、期待はしていたものの「天竜人を殴るルフィ」に、感動。さらに、仲間達の反応にも感動。そしてウソップの攻撃に感動w

コドモなら「なぐっちゃえー!」なんて素直に思うんだろうけど、やっぱリーマン根性が染み付いてくるとマンガの中のハナシなのに「ええ、でも殴ったら・・・」なんて心配しちゃうんだよなw
それにしても痛快痛快!

さらに、ロジャーの片腕であるレイリーの登場+ルフィに会いたかったと!

もうハナシの展開規模がダイナミックで面白すぎて、誰が感想書いても同じだと思うんで、この辺で。今週のワンピースはすっごくよかったよねー!ということでいいかと。



ユビキタス

絵も、展開も、好みではありません。
読んだけどね。うむむ。

ギャグマンガって、最初に違和感があっても徐々に読解ソフトがインストールされてって面白く感じるようになるんだけど、このタイプの「絵」で、このタイプの「ネタ」の人って最後までインストールできないケースがあるんだよね。
でも、まぁ静観。



トラウマイスタ

キリンのブラウマイスタみたいな名前。で、キャッチには「革命的新連載」だと。
で、オハナシは、まぁ「スタンドモノ」なわけですが、まだ目的があいまいなので、過去のスタンドモノの設定比較にとどまりました。

で、まずは設定、というか、第一話の展開の感想。

シャーマンキングはその名のとおり、シャーマンのキングを目指そうということでタイトルだけでワクワクしました。
同じサンデーのハイド&クローサーも「世界中の呪術師から命を狙われる」ということで、緊迫感アリ。
この作品の場合は、人助けっぽい感じ。すげートラウマをネタにされた上に命にかかわることをお願いされちゃってもなぁwと思いますが、どうなんだろ? 男気があるってことなのかな?

そんで、この「反魂香」の設定、私の知っているモノと違ってて違和感。
既存のモノをつかって違和感出すよりは、別な名前にした方が良かったのでは?

そして、お香。
早速「お香を消されるとアートマンも消えちゃう」というルールの一部が提示されますが、このタイミングで、ああいう形で見せるって、順番としてどうか? 追っ手、間抜けすぎ。何年アートマン使いやってんだ!って師匠に怒られそうw

あれこれ「ある意味革命的」なこの作品は、どうしてくれるのか、まぁ静観ですな。



範馬刃牙

バキの瞬殺にも驚きましたが、あれでバキは今度脳内ピクル戦とかするのかな?

そして、烈と克巳が組む展開もちょっと意外。
で、出した答えがマッハ突き。

いわばマッハ突きは「技術」による「基本スペック増」という技。

「技術」を知らないピクルを驚かせる(あるいは勝つ)にはぴったりの技のように思います。
これで勝てたらかっこいいけど、勝てるのかなぁ


てなことで、最近ワンピースにワクワクしっぱなしな感じです。
てなことで、このへんで。