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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。風邪がなかなか全快せず、調子の悪い一週間。そして今もなんか具合悪いよ。

週刊少年ジャンプ(46号):NARUTO-ナルト-
週刊ヤングマガジン(46号):RRR ロックンロールリッキー
週刊少年サンデー(46号):アラタ カンガタリ革神語
週刊少年チャンピオン(46号):クローバー


NARUTO-ナルト-

パラレル世界での忍者活劇。忍者立国とも言うべき世界の中で、それぞれの国で協力したりなんだりという感じ。主人公は「九尾(あちこちの作品で見られる伝説の狐ですな)」をカラダに封じ込められたナルト。その力を使ったり振り回されたしてます。

現在は、主人公ナルトの母国である木の葉の里にテロリスト集団「暁」のペインが侵攻。一方ナルトは仙人になるべく修行中


RRR ロックンロールリッキー

27歳でいまだにプーで芽が出ないバンドマンが、テレビ番組の企画でボクサーに転向。現在は無事プロテストに合格して本格的なボクサーに。スイッチボクサーとしての素質を持ち、プロ最初の試合で初勝利を飾る。

現在は、いずれ自分のライバルとなるであろう選手の試合を観戦中。



アラタ カンガタリ革神語

ふしぎ遊戯」「絶対彼氏。」の渡瀬悠宇氏の新連載。今回で3回目。

設定は古代日本っぽい感じのシャーマン国家。主人公(古アラタ、としましょう)は女王殺害の濡れ衣を着せられて敵に追われる状況。方やもう一方の主人公(現代アラタ、としましょう)は現代社会でいじめに会う。日々の生活に嫌気が差したところで、古アラタの世界に迷い込んでしまう。

現在は、現代アラタは状況を把握しないまま追っ手に追われている状況。古アラタの知人たちにかくまわれるが・・・。



クローバー

今風ヤンキーマンガ。天涯孤独の身となり、遺産である大金を持って以前住んでいた町に帰ってきたハヤト。以前住んでいたときの親友二人と高校生活を送ります。

現在は義兄のDVに悩む色っぽい(でもたちが悪そうな)女子と絡み中。



★★★総評



ナルト

王道である特訓をキッチリ描くのがナルトのいいところだと思うのですが、ホームタウンである木の葉の里を急襲され、そうも言ってられない状況。
ペイン一行を阻止するのか、あとからリベンジなのか、ちょいとわかりませんが、仙人デビューというわけですな。

ペインたちのことはわかったようでわかってないし、仙人化したナルトとはいえ、ジライヤが仙人モード最終形態でかなわなかった相手なんで、早々に勝てそうもなさそうだし、仙人×九尾の力、ということなのかな? ワンピースみたいに「見知らぬ土地で個人バトル」とかだと無責任にワクワクできるのですが、今回のナルトはホームタウンを圧倒的に攻撃されているところなので、年寄りや子供とかは大丈夫だろうか?とかいう心配も勝手に想像されw、無責任にワクワクできないところですな。ある意味「戦争」だし、本当にテロだもんなぁ。

いずれにせよ、被害が広がる前にペインたちをナルトに退治してほしいですわ。



RRR ロックンロールリッキー

おそらく、連載開始時以来の巻頭さん。
作家さんがベテランさんだけに、ハナシも絵も安定しておりますが、いまいち「派手さ」に欠けていた気もする今作。でも、プロデビューしたことで、これからもっと派手になっていくのかな? とりあえず静観です。



アラタ カンガタリ革神語

2話掲載時は「好評連載2回目!」とか言うアオリをみたものの、「現代社会」の絵だったので、前回読み飛ばした?と思っていたら、「古代と現代が錯綜するオハナシ」だったのですな。どっちを先に描くとわかりいいか、ということなのですが、2話目の頭に古代の話をちょっと入れてほしかったような気もしますが、今となってはキッチリわかっているので、どっちでもいいか。
そして、3話目である今回。全体像がつかめてきましたよ。

でも、まだまだ王道の粋だなぁ。
「火焔(ホムラ)」も、納得はするけど、なんかなぁ。
かといって「獄死炎(デスインフェルノ)!」とか言われても、お前ナニ人だよ、とかなるしw
あと12人いるけど、火のほかはどんなのがあるのかな?五行はあるとして、残りの7つはどうなるのかな? 氷と雷とひこうとかくとう、エスパー・・・ってポケモンじゃん。そういやプラチナはまだ手をつけれていない。

ということで、まだまだ静観。



クローバー

この作品はビーバップ風ぼんやり展開ヤンキーマンガなわけですが、今回のシリーズもなんだかボンヤリだなぁ、と抗争展開好きは思うのです。
あの女子も、やりかたが回りくどいしなぁ。警察じゃだめなのか?

そのうち「ろくでなしブルース」みたいに抗争系ネタも入ってくるのかな?
ということで、嫌いじゃないけど好きでもないのでした。


てなことで、今週はこの辺で。