ヴィルトゥス(2)
- 作者: 義凡,信濃川日出雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/09/30
- メディア: コミック
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時代を経て洗練されたものとなった柔道が、過去:ローマ時代に駆使されたらどうなるか?というIFで描かれる格闘モノの第二巻、ですが
なんちゅうか、残虐描写と、バトルロワイヤル的な展開で、「IFの格闘モノ」を期待する自分としては、望まぬ方向。
オリジナリティを出すための「独自の世界観」というのは必要なこととは思うのですが、キャラへの感情移入もできていない状況での「身内での殺し合い」ってのもなぁ。バトルロワイヤルは「同じクラスで殺し合い」という、キャラの把握ができていなくても、学生時代を送ったことのある人なら伝わる「理不尽さ」というのがあるかと思いますが、「刑務所」となると、ちょっと想像しにくいので、感情移入できないですわ。
この先どうなるのかわかりませんが、3巻で判断、でしょうか?