容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

ガリレオシリーズの長編。ようやく文庫が出て、さらにようやくゲット。


どうにも、登場する「容疑者」の「絵」が

・左門豊作@巨人の星
・荒くれナイトの善波・伊武が若いころに出てきた、貧乏だけどやたら強いメガネ(名前失念)
・あるいはガタイのいい温水洋一

なんだよね

ずっと彼(上記の誰か)が、黙々と物語を歩んでいるイメージでした。

でも、調べたら、映画*1堤真一氏なのですな。かなり違うw



そして、オチは先日読んだ新本格の「黒猫館」もそうでしたが、今回も「おええ!」と驚く「そんな感じ」。


いやぁ、面白かったですよ。本当に「献身」。
こんなヒトがいるのかと思いましたが、全部読み終えたときに、ちょっとだけ腑に落ちました。
でも、さすがに全面的には腑に落ちてないけどね。
やっぱ殺人事件だし。

てなことで、賞もとって、テレビにも映画にもなっていまさらかと思いますがオススメ。