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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。バイク用品屋に行って洗車道具を買ったらもう綺麗になった気になってしまった。

週刊少年ジャンプ(14号):フープメン
週刊ヤングマガジン(14号):なにわ友あれ
週刊少年サンデー(14号):最上の命医
週刊少年チャンピオン(14号):ナンバ デッド エンド


フープメン

バスケモノの新連載。別にバスケに縁のない主人公。超可愛いバスケ部のマネージャーに呼び出されさまざま妄想しますが、目的は「留学生バスケットプレーイヤー」の通訳。バスケは苦手なものの、通訳として練習に参加。
センスのある留学生の通訳をすることで1年生チームが先輩チームに勝利! そこで主人公はバスケに目覚める!?



なにわ友あれ

平成初期の大阪を舞台に「環状族」とよばれる走り屋というか、暴走チームをネタにしたお話。「ナニワトモアレ」の第2部。荒くれチームを次々に討ち果たし、若手も加えて名が売れてきた主人公ぐっさん率いるTEAMスパーキーです。

過酷な試験?を乗り越えた新メンバーを加えたスパーキー。新メンバーのカワチンは元予備軍として所属していたアンペアのボス・カンに勝負を挑みます。


最上の命医

焼きたて!!ジャぱん」の橋口たかし氏の連載。心臓に障害を持って生まれ、その障害を医療手術によって乗り越えることが出来た少年が、執刀した医師に憧れ名医となって戻ってきました!

現在は、主人公は見事理事長の後継者「最上の名医」に選ばれました。とはいえ、派閥争いは終わらず、周囲がやきもきする中



ナンバデッドエンド

県下最強のヤンキーという肩書きを持つ兄+父に持ち、かつ本人も中学最強の肩書きを持っていた主人公が、フツウの高校生活を送るため、ヤンキー⇔フツウの高校生という二重生活を送るギャグ+喧嘩マンガ「ナンバMG5」の続編、というか仕切りなおし。バキとか浦安鉄筋みたいなモンですな。

で、仕切りなおしで再スタートのナンバですが、妹や後輩に正体がばれつつも理解され、平穏な生活が戻ってきたと思いきや、「赤点の生徒が3割以上の部は部活停止」!という難敵が!



★★★総評

フープメン

コレは設定が面白いですね。あとは「ゴール」がどこになるのかが気になりますが、特に強い部活じゃないようだし、例の留学生に発破かけられて地区予選クリア!ってなモンでしょうか? 

面白いとは思うが、モノガタリとしての「夢」っちゅうか、わくわく感が少ない気がする。
確かに主人公がいろいろ妄想してんだけど、アレは「夢」っちゅうよりも「とかなんとかいっちゃったりなんかしちゃったりして!」的な「勘違い」に見えてしまうのですわ。

今後の主人公の才能の開花に期待。
例:健太*1並に背が伸びる



なにわ友あれ

環状族の何たるかをよく知らないのですが「ああやって元の先輩たちんトコに乗り込んでいって大丈夫なモノなの?」と思っておりましたが、どうなるのでしょうか? テスト編がいい感じで盛り上がって、新エピソードの序盤なので、なんともいえんな。



最上の命医

どうにも熱くなれない、このマンガ。主人公の手腕や考え方には感心させられたりすることが多いのですが、「感動」と言うか「目新しさ」を感じられない自分がいます。感度が鈍い?



ナンバデッドエンド

今回の話はすごくイイ。小沢氏のマンガによく登場していた「バカな発言」も出つつ、弥生VS藤田の対決とか(直接対決してないけどw)吟子のモノローグとかもいいし、剛の選んだ道が「正しかった」と証明するようなイイお話でした。
しかし、コレはやっぱ「テスト期間中に<抗争>」とか起きちゃうのか?それとも「テストの結果がやっぱり芳しくなくて学校側と対決」とかなのか? 最近改めて剛を応援したいと言う気持ちがあるので、なんとかうまく潜り抜けてほしいです。


ちゅうか、今週のチャンピオンはすごくいい話が多かったように思うのです。
バキも良かったし(がんばれ!ジャック!かませだと思ってたけど(でも最終的にはかませだと思うけど)、がんばっている!)
絵がイマイチだと思っているクローズゼロもいい感じの「合流」。弱虫ペダルも、3人ががっちりスクラム組んで…などなど。

最後に読んだってのもあるけど、チャンピオン熱いです。(涙腺ゆるくなってるだけかな?)



てなことで、軽めですがこの辺で。

*1:http://ja.wikipedia.org/wiki/健太やります!