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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。昨晩10年来?のつきあいの20代女子たちと会食。大きくなってましたが、良くも悪くも変わってなくwほっこりとした気分になりました。それにしても風強いなぁ。

週刊少年ジャンプ(15号):BLEACH
週刊ヤングマガジン(15号):空手小公子小日向海流
週刊少年サンデー(15号):クロスゲーム
週刊少年チャンピオン(15号):弱虫ペダル


BLEACH

ホロウというモンスターを退治する「死神」の役割を任された主人公が、奇しくもその手の力をゲットした仲間とともに、その「死神界(正確には尸魂界)」の闘争に巻き込まれたり、第三勢力、第四勢力と三つ巴、四つ巴のバトルを繰り広げます。

現在は、虚圏(ウェコムンド)の首魁:愛染と、死神軍団の団体戦中。そして主人公一護は、ヒロイン織姫を助けるために宿敵・第4十刃のウルキオラとバトル中。



空手小公子小日向海流

立ち技系格闘モノ。体操部で芽が出なかった主人公が空手に転向。やたら強い先輩と出会い空手に目覚め、とうとう立ち技系プロ格闘技の大会(K-1を連想させる架空の団体)に出てチャンピオンと闘っちゃう程に。

現在は、その団体の若手向けトーナメントに先輩南とともに出場。海流は見事勝ち進んでいますが、先輩は難敵大地を前に善戦中。



クロスゲーム

あだち充氏のいつもの青春野球モノ。主人公男子は、昔事故で亡くなった幼馴染の女子を想いつつ、その妹も(お互いに)気になる様子で・・・、という、切ない設定アリ。

現在は、主人公達はいよいよ高3の夏となり、甲子園を目指す最後のチャンス。甲子園出場を目指して順調に勝ち進んでおります。



弱虫ペダル

熱血自転車マンガ。千葉在住のオタクの主人公は秋葉原に自転車で毎日通っていたため、凄い脚力。その力が自転車乗りたちに目をつけられて、自転車競技部に入部。一筋縄ではいかない部員たちとともに、部活に励みます。


現在は、部の合宿(決められた距離を走りきるルール)に参加中。打倒3年生を狙う主人公たち1年生ですが、その前に立ちはだかるのはコンビ技を使う2年生でした。



★★★総評

ブリーチ

たいへんベタな悪魔然とした進化を遂げたウルキオラ。あちこちの感想だと「もう一段階変化」とか聞かれますが、確かにそんな気もしますな。それにしても一護はこの圧倒的な力の差をどう克服するのか気になります。
爺さん(元柳斎)が介入するのか、みんなで介入するのか、一護が覚醒するのか、織姫と合体技でも出すのか、織姫に助けられるのか、まぁ、さまざま想像できますが、ぼんやり待ちます。

ちゅうか、主人公も特に良いところがないんで、正直つまらなくもあり、むしろ気になるのは「周辺のバトル」。あちこちのバトルも決着がついているようで、まだ未決着のところもあるような気もしていて、1回オサレなトビラをやめて「状況整理トビラ」をしてほしいですわ。



空手小公子小日向海流

ポイント狙いのテクニックで「大地をしのぐ」作戦かと思っておりましたが「痔」愛?の技で見事なファイターに変貌した南。しかし、大地の地力には勝てない感じですが、ココでもう一押し? どんな作戦なのか? あの師匠の動きからすると、打撃ではなく蹴り?かかと落とし?胴回し?(でもそれは海流の持ち技だし)なんだろ? 
師匠が見出した南の才能というのも気になるしな。

このあとに乗ってた喧嘩商売はなかなかリアルでありながら派手で駆け引きが熱いですが、こっちの作品は「等身大」で、ある意味地味ですが、これはこれで「じっくり格闘技の試合を見ている」ようで楽しいのだよな。さて、南の動きに注目しましょう。



クロスゲーム

始終試合しているので春だったか夏だったかもうあいまいなんですが(クロスゲームに限らず、野球に興味のない私は全部の野球マンガがそんな感じで「演出」は見るけど「勝ち上がり状況」は見てないんだよなw)、とりあえず祝連載再開+アニメ化、ということで。

そして最近見ている野球マンガは、このサンデーのあおい坂に、MAJOR、チャンピオンのストライプブルードカベン
思い出してみても、ドラマは見ても、勝ち星は見てないなw 
そして、やっぱ「試合の構成」が「野球」って「順番こに攻めたり受けたり(変な言い回しになってしまったw)」な部分が「単調」に見えてしまう部分があるんだよな。逆に「次はどうリベンジするのか?」という見方もできるんだけど。
その点格闘技とかサッカーって、気を緩めると一瞬で攻守が逆転する可能性もあるんで、わくわくして見るのかな?

いや、それいったら野球だって決められた「3ストライク」をどうとるか、という駆け引きもあるか・・・

無理に自分が野球に興味がないことを証明しようとしましたが、失敗しましたw

わかった!トーナメント系の場合は、主人公チームだけ追うんじゃなくて「ライバル校」もきちんと描けばいいんだ。
アイシールド21なんかは、けっこうその辺丁寧に描いてたよね。あれは状況がわかりやすくてよかった。そうか、そうだ、多分そうすればいいんだ。でも、まぁ、本当に好きでキッチリ把握している人にはうざいんだとろな。



弱虫ペダル

ということで、こちらは自転車競技。これもまだきちんとした試合を見ていないのでなんともわかりませんが、多分「いっせいに勝負する形式」なはずだから、野球よりは自チーム・ライバルチームの状況比較をしあすくて、気持ちが入りやすい気がする。

さて、スポーツ談義はさておき、本編。
先週の段階で<1年生団結!!>で相当熱くなりまして、今週は結果を待つ感じなので「感動具合」としては、先週のほうが上なんだよね。やっぱり見ているのは「演出」であって「勝ち星」ではないのでw

ともあれ、まだまだ成長の伸びシロが多いと思われる小野田くん。今後の活躍に期待なのです。
オススメ。

てなことで、この辺で。