ドロップ

自分が観たく嫁が観たいと言わないだろうチョイス


本当はクローズゼロ2が観たかったけど、まだやってなかったんだよね…。

でもドロップもケンカ、笑い、感動とバランスのいい構成でした。
流石「お笑い」で「(ヤンキー)マンガ好き*1」で「無理にかっこつけない主人公」である品川ヒロシ監督も、万人受けするように「へたれ具合強調」したり、「キイになる台詞」を意識的に使ったり、しつこいほど繰り返して、「笑い」「感動」とも「拾い漏れ」がないようにしていたのは良かったかな。ちゅうかアレは成宮くんがいい味出してるって感じかな。あ、水嶋カブトもよかったですよ。彼の演技をキッチリ見るの初めてでしたが。

あとは「尺が短い」という前提の下、ところどころ飛び道具として「吉本芸人」さんがショートレンジで確実に「笑い」を拾っている構成なのも、この「作り手」ならではかも*2。逆に上地氏の扱いはズルいと言うか・・・、でも尺が限られてる映画だからしょうがないナイのかな。

あとは今回都会でリリース翌日ということもあり、役者さんのファンと思われるティーンの方(多分原作&マンガは見てない)が多い環境で(原作orマンガ好きで浮いている男子もちらほら←それいうたら40手前で独りで見に来ている自分もそうなのですが)、展開に対して笑いや驚きや鼻ススリとかのレスポンスを味わいつつ観れたのも新鮮で良かったです。

家だと嫁と終始演出/構成への評価/提案になっちゃうのでw


まあ本当に笑いも多めで万人受けする作品でした。

役者さんのファンの方にはオススメ。

*1:主人子ヒロシの部屋においてあってぼんやり映るマンガの背表紙を凝視して、あ、これ「みゆき」とか「ジョジョ」か?とか見るのも楽しかった。

*2:家帰ってきて、改めてキャストとか確認したら、ワン公もルパンもテルも芸人さんなのね。住谷HGは途中で気づいたけど。