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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。結局桜さいてなくね? むしろ底冷えのする本日。

週刊少年ジャンプ(17号):こちら葛飾区亀有公園前派出所
週刊ヤングマガジン(17号):彼岸島
週刊少年サンデー(17号):名探偵コナン
週刊少年チャンピオン(17号):俵と白球 ドカベン スーパースターズ編・特別編




こちら葛飾区亀有公園前派出所

言わずもがなのバイオレンスポリスマンの「両さん」が活躍するマンガ。

連載1600回記念で巻頭さん。巻頭になるときの常である「昔語り」ではなく(1550回のときもそうでしたが)、歌舞伎をめぐる部長と両さんのやりとり。



彼岸島

旧日本軍の開発した「吸血鬼ウィルス」に汚染された島を舞台にしたホラーアクション兼、吸血鬼軍団との戦いを描いたバトルモノ。出てくるモンスターは「吸血鬼」というよりは「奇怪クリーチャー」という感じで独自の世界観を形成。

最初は逃げる一方だった主人公達ですが、現在は吸血鬼軍団に対するレジスタンス的な組織んの中心人物になり、真っ向勝負。はぐれた仲間ケンちゃんが「吸血鬼」になってしまいますが、明との決闘に勝利し味方として認められます。そしてケンちゃんは吸血鬼という属性を生かし、敵の拠点「要塞寺」にもぐりこみますが・・・



名探偵コナン

言わずもがなの人気作品。毎日殺人事件やらに巻き込まれ、解決する江戸川コナンこと「謎の組織」のクスリによって「小学生にされてしまった高校生名探偵 工藤新一」のオハナシ。

今回はテレビの特別番組で「ルパン三世」との競演があるということで巻頭さん。オハナシはいつもの殺人事件。ただ、味方側のキャラとして山本勘介や諸葛亮孔明をモチーフにしたキャラが登場しております。



俵と白球

ドカベン スーパースターズ編・特別編」とあるとおり、特別編。山田太郎の生い立ちを描きます。



★★★総評

こち亀

いたって普通の<両さんと部長の薀蓄ケンカ編>の展開ではあるのですが、自分が知らないジャンルのときは「ほほう」と勉強になる部分もあり。とはいえ、別に勉強したくて読んでいるわけではないんだけどね。



彼岸島

斧神に続く「吸血鬼サイドの中ボス:弁慶(仮名)」登場か? 巻頭さんになったから映画情報とかやんのかな?と思いましたが特になし。
ケンちゃんの吸血鬼化で、理性の部分で不安定なところはありそうですが、味方の戦力としては大きくアップ。明も吸血鬼化したら相当強くなるのでは?と思いますが、しないのかな? 終盤にそういう展開もありそうだ。

で、吸血鬼の拠点に入る際に本当に吸血鬼かどうかの確認のために「人間の片腕」から血を吸うことを強要されるケンちゃんですが、難なくクリア。
そしてふと疑問に思うのですが「血が主食」になったとしても、きられた人間の腕にかぶりつくのって抵抗があるように思うんだけど、吸血鬼になったらその辺の嗜好も変わっちゃうんだろうか? 背に腹は変えられないのかな?
荒唐無稽上等!な彼岸島ですが、そんな些細なことが気になってしまった。

もっと言えば、「切られた人間の片腕」にどれほどの血が残っているものなのか?とか様々ありますが、そこまで行くと無粋なので、スルーして感想終了。



コナン

実はよく読んでいません。すいません。
「山本勘介」とか「空城の計」というキーワードには引っかかったけど、字が多くて(って、本を読まない子供かw)



俵と白球

タイトルセンスがすごいなと思いました。
柔道のことは黒歴史か?


あっさりですが、今週はこのへんで。