妄想戦記 ロボット残党兵(2)
- 作者: 横尾公敏
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/08/20
- メディア: コミック
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帯*1がまたイカしてますな。オハナシは内憂外患で、かつ魅力が加速している感じの2巻でした。
タイトルにもあるように2次大戦の「架空戦記モノ」なので、「各国・各地の戦況」や「機械化人間のバリエーション」というのは当然気にするポイントですが、個人的に気になっていた三船の脳についても描かれて、さらに「国内の不穏な動き(ロージェノム化?した××)も加わって、かなり楽しみな感じ。
さらに2巻終盤で「米兵の若者の場合の機械化人間化物語」も描かれそうな展開もあり、今後に向けてただただ「ネタ」をばら撒いて突き進んでいる感じの2巻となっております。
相変わらずのパワフルな絵柄と、力強いバトルシーンは、決してスマートじゃないんですが、むしろ格闘技を見ているようでワクワクします。
そして時折入る「生身の人間の登場シーン」で、改めて機械化人間の「異常さ」を認識したり、さらにソレで「ロボバトル」じゃなくて「戦争」なんだな、と思ったり。
まだまだワクワクは加速しておりますよ。
オススメ。
*1:「ロボはしてても心は錦」とw 3巻は「ロボだけど思い込んだら命がけ」とかかな?w