1025
マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。雨のせいもあり、寒いですね。急にいろいろ着込んでしまいましたよ。
週刊少年ジャンプ(47号)：バクマン。
週刊ヤングマガジン(47号)：賭博堕天録カイジ 和也編
週刊少年サンデー(47号)：史上最強の弟子 ケンイチ
週刊少年チャンピオン（47号）：元祖! 浦安鉄筋家族
★★★感想
バクマン。
は
デスノートコンビ、大場つぐみ＋小畑健氏の連載。概要は「平成版（って言い方も古いなｗ）まんが道」という感じ。でも「ジャンプの連載システムの裏側も描く」など「サルまん」的要素や、最近流行の「職業・業界紹介」的要素もあり、という感じ。
現在は、念願の連載を持つも、体調不良による休載もあり、惜しくも終了。まだ見ぬ傑作を求め試行錯誤中。担当さんとの意見の衝突があるものの熱意が認められ、まったくタイプの違う作品を２つ描き上げ、それを連続して掲載してもらえることに！
で
今回の巻頭カラーは「劇中劇」というか、作品に登場する「マンガ」の人気投票。惜しくも連載は終了してしまった「疑探偵TRAP」が、大人気漫画「CROW」を抜いて一位でしたｗ
それはさておき、オハナシの方ですが、シビアな展開。ある意味とても「カイシャっぽい」展開ですよ。
自分の意に沿わない上司の指示で、太鼓判した「商品」なのに、顧客・売上は乗ってこないというｗ 「この上司でいいのだろうか」って悩んじゃう感じですな。いやぁ、シミジミ…。
カイシャ入ってりゃそんなことよくあることだしね。
と、急激に親近感の増す亜城木夢叶センセイなのでした。
でも、意見合わないからって2つ描いちゃう二人もすごいし、それを両方乗せちゃう編集部のすごいな。まぁ、商品といってもマンガという媒体だからできるんだろうし*1、そもそも「マンガ」だしな。
でもでも、いろいろ面白い展開ですよ。ちゅうか作中でも言われてるけど「港浦もカワイソ」でもあるな。
しかし、ソレがシャカイでカイシャなのだよな。今後も期待。
賭博堕天録カイジ 和也編
は
先週も巻頭さん登場ですが、映画化の絡みで、連続の巻頭さん。異種ギャンブルモノです。
で
先週はこの和也編の落としどころについて述べましたが、今週新たに「ゲームの内容が紹介」されたので、ソレについて。
罰ゲームの内容は残酷*2ながら、ルールはゆるめ*3の、褒章は莫大*4な「人質解放ゲーム」。カイジは心配するも、参加者はやる気。
でも、まぁ、そんな「ウマイ話があるわけない」ってことで、皆さんも想像されていると思いますが、多分徐々に「本当に30秒経ったのかどうか」を疑心暗鬼になって、ドキドキする、という展開なのでしょう。
そして、ひょっとすると「見てられないカイジ」が、ココに乱入する、とかいう感じになあるのかな？ともあれ、まだルール紹介された段階。どうなるのかは、静観。ですな。
いじめられっ子が、ツワモノ師匠が集う梁山泊に弟子入りし、ソコで磨いた技を駆使してライバルたちと闘うバトルモノ。
現在は師匠たち「梁山泊」の敵となる組織「闇」の「弟子の組織：YOMI」のメンバーと同じ学校に通うという特殊な状況で高校生活を送り中。しかし、コレまでの友人が新たに「YOMI」に加入したという噂が流れ、ソレを気にする主人公ですが、実際は…。
で
やはりYOMIになっちゃった隠者：谷本。しかし、良くも悪くも「少年漫画（適度なエロ含むｗ）」である今作なので、酷いことにはならないと思いますが、でもやっぱひと悶着あるよな、と思うわけで。
「友人」でもあるけど「強さを求める求道者」でもあるんで、衝突、ってことなのでしょうな。
一方、今回谷本と対照的に描かれた千影なわけですが、最近いい感じで仲良しなんで、するするっと改心すんのかな？と思いましたが、別に「お菓子好き」と「改心」は別物かｗと改めて思ったしだい。まぁ、双方「師匠が梁山泊と知り合い」ってのがあるんで、他のYOMIたちとは別の展開もあるのかしら？とも思うんですがね。こちらも静観、ですな。
元祖！ 浦安鉄筋家族
は
千葉県浦安市に住む大沢木家と、その周辺の人たちのドタバタギャグ。
今回は、ハロウィンネタ！ デデニーランドがある浦安には外国の方がたくさん住んでいるということで…
で
一番面白かったのは最初のページの下の２コマ。
BBQをしながら「ジュージューイェーイ」って、外国語じゃなくて赤ちゃん語だよ！ｗ あとはいろいろベッシ的にも受け止められますが、まぁギャグってことでｗ でも今回はホントにこのコマが面白かったわ。好き。
で、ついでといってはナンですが、最終回？のBJについても。
今回もいろいろ「手塚作品のスター」が登場。ゆるやかに面白いです。
あと、今回一番おもしろかったのはタンスのスライド部分で指を挟んだところ。
では、今日はこの辺で。
