新日本プロレス「レッスルキングダムIV in 東京ドーム」100104

行って来ました。そして感想を上げますが、今回は、周囲の席の人のコメント?独り言?や、ボリューム大き目の尊大?何様?コメントがよくよく耳に入り、ソレが気になってしょうがなかった興行でした。まぁ言うのは自由だけどさ、興がそがれるヤジとか中途半端な応援・コメントはやだな。どうせなら、意外な意見だけどなるほど!って思うのとか、思わず笑ってしまうヤツがいいな。


あと、その時々のコメントとかツイッターにしてみたけど、ツイッターの「http://twitter.com/#search?q=%23dome10 / Twitter. It's what's happening.」っての(新日再度で用意?よくわからん)がいろんな人の実況がまとめて観れてよいな、と思った。後でコッチも見てみよう。
というか、今後実況的なことはこちらの皆さんにお願いして、俺はそういうのしなくていいじゃん、試合観戦に集中しようと思ったw 今回もなんか上げている間に「うわー!」っとスゴイいいシーンを見逃したりしたしw

あと、プロレス/格闘技 カクトウログさんの感想はコチラ
中邑真輔×高山善廣、新日×ノア対抗戦、結果は~新日プロ1・4東京ドーム、速報観戦記まとめ: プロレス/格闘技 カクトウログ


てなことで、以下雑感



[1]S・S・マシン&井上亘平澤光秀 vs 獣神サンダー・ライガー金本浩二&岡田かずちか

新年ドームの第一戦。なんかみんないい所を出し切らないまま終了という感じ。
兄貴も顔面ウォッシュとかなかったし(よね?)。決着の岡田処理は予想内だけど、もろもろ結構あっさりで残念。
変にツイッターで事前に選手の意気込みを聞くのもマイナスかも、と思った。
でもプロレスってそんなもんか、とも思った。



[2]田口隆祐プリンス・デヴィット vs ウルティモ・ゲレーロアベル
IWGP Jr.タッグ選手権※王者組・田口&デヴィット、4度目の防衛戦

そうだ、前から「田口の入場曲はカッコイイ」と思っていたが、調べてみた。
http://www.amazon.co.jp/WORLD-ONE-TRACK-MIND/dp/B000A6KAJ0
コレ、探して買ってみよう。そんでCCNでかけちゃおう。


で、試合は、敵さんもいろいろ「高い技」を繰り出してきて、さすがわざわざ海渡ってきた、という感じ。
チャンピオンもいろいろ頑張り、無事防衛。
「高いなぁ」とは思ったけど、奇想天外な技はなかったです。

※ココでの「さえないヤジ」>メキシコで修行しなおして来い!
(このヤジおじさん、基本的に選手へのリスペクト精神が足りないと思われる。つか、基本的に「だからどうした」的な発言が多いw)




[3]ブラザー・レイ&ブラザー・ディーボン vs 裕次郎内藤哲也 vs ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソン
IWGPタッグ選手権試合 3WAYハードコアマッチルール※あらゆる凶器の使用を認める※場外カウントは無しとする

三つ巴構成のこの試合。事前に3D達とバーナードたちはお互いをリスペクトし、「NO LIMIT」を眼中にない、的な発言をしておりましたが、試合開始時は、「外国勢」VS「NO LIMIT」という構造に。時折日本人勢が攻めるものの、いくら体がでかくなったとはいえ、外国勢にはかなわず、返り討ちなシーンもしばしば。でも外国勢もパワーを見せ付けたり、いい混戦。

しかし、後半は凶器・机の登場+乱発でリングの内外+チームも入り混じっての混戦模様となり、ソコをついてNO LIMITがアンダーソンをフォールして決着。
まぁ、一つの「美しいパターン」ではあると思うけど、このルールで、この面子で、この結果というのは、ちょっと違和感アリ。せめて一旦バーナード+アンダーソンに持たせてからでも良かったのでは?と思う。

でも、勝ったら速攻でベルト持ってリングから離れていったNO LIMITの二人を観て「修羅場くぐってきたのかな?」という気もしないでもなく、この先うまく立ち回ってもらえれば、と思いました。

※ココでの「さえないヤジ」>棒を使うな!
(このヤジおじさん、ルールをあまり把握していないと思われる。つか、棒じゃなくて竹刀だから)



[4]永田裕志&曙 vs 田中将斗TAJIRI

煽りVは熱血路線の青義軍と、小ばかにするタジリ。とてもタジリっぽくて面白い。そして曙と永田さんのツーショットも不思議。
てなことで、どっかで観たヒトの組み合わせと、そうじゃないヒトが混じった個人的にはとても不思議で新鮮な組み合わせ。
タジリのわかりやすいリアクション(おれ、こういうの好き)も交えつつの。田中VS永田とか、面白い組み合わせもあり、なかなか硬軟入り混じった試合。曙も、いつも(ハッスルとか全日本とか)より動いている印象。
で、最後はタジリの毒霧+キックで永田がフォールされる。
アレコレ喧嘩を売って歩いているタジリでしたが、コレで当分は青義軍になるのかな?

※ココでの「さえないヤジ」>曙!さっさとカバーに入れよ!
(曙に「さっさと」は無理でしょ)



[5]テリー・ファンク長州力蝶野正洋中西学 vs アブドーラ・ザ・ブッチャー矢野通飯塚高史石井智宏

テリー軍?は個々に曲つきで入場。ブッチャー組はブッチャーの曲でみんな入場。そして、個人的に密かに応援している石井の登場。ブッチャーはコーナーに立ってるのが主でリングには入らないんだけど、仲間が相手をコーナーに連れてきて、ブッチャーが地獄突き、というパターンもある。やっぱリング上で通常のプロレス的に動くのは難しいのだろうな。
一方テリーはいろいろ活躍。もちろんナックルパートも。
最後は飯塚とブッチャーが仲間割れ。さらにブッチャーがアイアンフィンガーを手にして味方全員に地獄突き。
なんだかめちゃくちゃだが、まあ、お祭りマッチだし、こんなもんか。

最後はブッチャー自身によるブッチャーコール強制とかあったりで終了。



[6]真壁刀義 vs モハメド ヨネ

ヨネの知識のナイ嫁。外国人選手かと思ったらべたべたな日本人で驚いた模様。「ヨネ原人とは別のヒトだよ」ときうと余計に混乱しそうだったので、その説明はせず。
で、試合ですが、真壁は三下と言っておりましたが、なかなか互角な感じ。でも、なんか速攻あっさり決着。
スパイダー・ジャーマンはあったものの、流血も、チェーンも無く終了。残念。




[7]タイガーマスク vs 丸藤正道
IWGPジュニアヘビー級選手権試合 ※王者・タイガー、初防衛戦

タイガーはもともと好きじゃないし、むしろ名前は前からよく聞いてたけど、初めて試合を見る+評判の良い丸藤の動きに期待。
技も派手だし、高さもあったし、なかなかの試合。
でも、自分自身イロイロ見慣れてきたせいか、そんなに強烈なインパクトはなし。でも、外にベルトが流れて、アレコレ交流戦が膨らむかな、と思いました。

※ココでの「不思議な声援」>マスクー!
タイガーマスクのことだと思うんだけどね。でも選手への声援はいい事です)



[8]棚橋弘至 vs 潮崎豪

潮崎が思いのほか地味な印象。確かにチョップはスゴイ感じだったけど。チョップする印象ばかりが残ってます。
でも、壮絶な投げ合いもあり。でもチョップの印象が強い。そんでチョップも潮崎選手の代名詞みたいなので、そういう意味では双方「持ち味を出した」試合だったように思います。少なくとも棚橋の試合はアレコレ見ておりますんで、いい感じで「らしさ」は出ていたかと思います。



[9=セミ]杉浦貴 vs 後藤洋央紀
GHCヘビー級選手権試合※王者・杉浦、初防衛戦

Vは後藤を「荒武者」と呼んでいることもあり「天下無双」とか「一騎当千」とか、某ゲームを想像させるキャッチ+大河っぽい音楽。
で、試合ですが、過去、負け続きの後藤。多分テレビで見た気がするんだけど、ソコに結構な実力差があるような気はしておりました。今回もそれは感じていたのですが(だって、はたくのも蹴るのも関節も、全部コントみたいな倍返し展開なんだもん)、後藤の手厳しい技(コーナーに乗っけて頭をエプロンにたたきつける技)で杉浦もかなりふらふら。「これはあるか?⇔でもベルト流出はあるめぇ」と思っておりましたが、最後までそんな「ある?ない?」と考えさせる感じの展開。
でも最後はやっぱ王者が関節を決めて決着。惜しかったのう、後藤…




[10=メイン]中邑真輔 vs 高山善廣
IWGPヘビー級選手権試合※王者・中邑、4度目の防衛戦

どうしても6年前の印象が強いこのカード。そして、私自身業界最強は高山、と思うところもあり、最近中邑好きだけど「ホントは高山が強いんだけど、でも正月だし、中邑頑張ってるしエールを送るために…的な展開」とか勝手に考えて試合に臨みました(いや、おれは戦わないけど)。
で、展開はやはり「6年前」を彷彿とさせる展開。圧倒的な高山に、時折関節を繰り出す中邑。
でも、前と違ったのは「膝」の存在。高山がダウンしたときや、膝を突いたときに積極的に「膝」を使って攻めてました。ソコが「成長」というのかな?(体がでかくなったのもあるしね)

やはり高山が「強者」であるが故、基本的な「試合運び」は、「6年前」に似てしまったけど、でも、それぞれの変化はあり、味わいも多少異なり、決着も関節ではなく、フォールとなりました。
多分「しょっぱい中邑」という言い方では変化は無いと思うけど、6年前より見ごたえがあったと思う。


で、最後に中西が来たけど、早く来すぎて、何が起きたかわからず、早々に退散し、結局ナニがなんだかな感じ。対戦要求したみたいだけど、もっと目立つようにやらないと、と思いました。はい。


※ココでの「不思議なつぶやき」>中邑、今日は調子悪いのかなぁ?(と、数回。ニュアンスはもっとバッキバキに中邑が攻めて高山なんかけちょんけちょんにやっつけているはずなのにな、という感じ)
(高山相手だったらこんなもんじゃね?と思うんですが)



ぼんやり感想、以上です。

明日以降か、週末にまた録画したのを見ようと思います。