アイアムアヒーロー(2)
- 作者: 花沢健吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/12/26
- メディア: コミック
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要は「ゾンビモノ」なんだと思うけど、ソコにいたるまでの日常の描写を丁寧に描いている*1ので、読者視点だと「おめー、ソレ相手変だろ。ゾンビじゃね?」とか気付きそうなものなんですが、
「ベイベ いつもお前 知った口でいろいろ言ってるけどさ 実際にお前の身にそういうことが起きたら、そんなにすばやく切り替えて考えられるか想像してごらん?想像できる?」
ってなもんで(何がだw)前フリの日常から「ゾンビになっちゃってる」までの間が急なの。
いや、これは正確じゃない。多少のフリはあるんだけど、そのシーンが日常的過ぎて、自分でも実際にそんな程度で言われたら絶対気付かない感じなの(家族なり嫁なり彼女なりに「こないだ言ったじゃん!」って言われても覚えてないことことない?そんな程度)。
でも病気ってそういうもんだしさとも言えるんだけどさ、でも急なのよ。
そんなわけでゾンビ対峙(+愛)からの退治の、逃げから狩り、みたいな感じの流れなのですが、もうとにかく世の中荒れまくりです。
世界滅亡彗星とか世界滅亡地震とか火山とか沈没とかいろいろあったけど、ゾンビも怖いよ。自然だとなんとなくあきらめつくけど、家族・知人・その他に訳もわからずに襲われると怖いじゃん。
正直、そんなに一気に感染?するはずねーじゃん!とも思うんだけど、でもさ、そのホントのところの原因とかも特に知らされてないしさ、そういう意味でも怖い。
そんで、そこで描かれる愛もなかなかいい。
この先どうなるのか、とても気になる。
オススメ。
といいつつ、もう続きを読みたくてしょうがないのでw完結してから読んでもいいかも、とも思ってるけど、もう見ちゃったし、コミックスを待ちますわ。
*1:多少好き嫌いはあると思いますが、ってか私は苦手だった