電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)

先日ハマって、ちょこちょこ読み進めておりますIWGPの4巻。今回もイマドキで清濁併呑な感じのストリートかつソフトボイルド的ネタが展開されます。

東口ラーメンライン
は
キーワードはラーメン戦争と拒食症。
普通のイイハナシだけではキングを絡められないためか、元キングのボディガードのツインタワーが脱サラならぬ脱ギャングのラーメン屋として登場。こうして「知ってるけど無名キャラ（無双の顔なし武将的な）」が出てくるのは、友達らしさも出しつつ、の展開でよいですな。

ワルツ・フォー・ベビー
は
キーワードは上野のギャングと殺人事件？
悲しい系探索バナシに加え、池袋以外のエリアも登場。
オヤジも懐柔することでまたマコトの懐の広さも見せつつ、徐々に池袋エリア外にも顔が売れてきていることもわかるオハナシでした。

黒いフードの夜
は
キーワードは国際化と少年売春。
このキーワードは2つとも、正直「リアル」というよりは、よく知らないので想像の域を出ませんが、さもありなん、と思ってしまう部分もあり。前の「ワルツ…」からの悲しい系コンボ。でも、コッチのオチは、まだ希望アリ。

最後はタイトルにもある、電子の星
キーワードはアングラSMとネットシャカイ。
タイトルの感じだと「巨人の星」とか想像しちゃってたけど、全然違うｗ勧善懲悪型。ちょいとSM趣味は無いのでいただけない部分も過分にありましたが（まぁ、それ言ったらココのオハナシに登場するネガなことは、ほとんど「いただけない」んですが）、最後はもちろんそんなの粉砕でよかったです。

そして、気になっていた「テレビ版」ですが、何話か見てみました。

マコト＞カッコイイ
キング＞ちょっと軽め？
署長＞逆に重め？
サル＞配役的にかっこよすぎｗ
かあちゃん＋吉岡刑事＋警官＞いい味出てるｗ
マサ＞大抜擢ｗ　センセイ!!!
シュン＋ヒカル＞大抜擢

で、これはWikiにもあったけど、小説とは別物ですな。でも、これはこれで楽しかった。

ということで、小説も継続閲読中です。
レーシックも完全に安定してきたし、小説熱再燃で、音楽とポッドキャストとマンガと小説と、バランスよく時間配分ができてきそうかな？