ゾーイの物語 老人と宇宙4

ゾーイの物語 老人と宇宙4 (ハヤカワ文庫SF)

ゾーイの物語 老人と宇宙4 (ハヤカワ文庫SF)

今年俺が読んだSFってコレだけ?と思ったけど、ブログを見直したら新年早々この3の感想*1を上げてて(読み始めは09年だったみたいだけど)、やっぱ今年は老人と宇宙シリーズだけって感じだったわけです。


で、最近はウォーキングとポッドキャストと、ポッドキャスト始まりのラジオ録音がブームで、本を読む時間がめっきり減って、趣味は小説です。好きなジャンルはSFです。とはとうてい言えない読書量だったわけで、結局このシリーズしか読んでないんですが、とてもよい作品でした。

この4の必然として、作者や解説が言うとおり、「3」の後半戦の「賢い異星人からイイモン借りてハッピーハッピー」ってのもアレかと思ったんだけど異星人だし書いてるヒト外国人だし、テーマは政治だし、いいんじゃね?と思ってましたが、裏でこんなセイシュンでドウトクでシンライのハナシがあったとは!!!

歳食って涙腺緩くなったとは思うけど、久々に駅のホームでうるっときたw


当然、この「4」だけ勧めるわけにもいかんだろうし(ゾーイの立場や養父母の怖さwを把握しているのとしていないのでは解釈が大きく異なると思うし)、かといって最初から読めというのもあれだけど、3まで読んだ人は読んだ方がいいと思うしだい。
ちゅうか、3まで読んで、今さら4を読んでるのは俺くらいかもしれませんがw

でも、面白かったです。
オススメ。