ベントラーベントラー再読

ベントラーベントラー(1) (アフタヌーンKC)

ベントラーベントラー(1) (アフタヌーンKC)

本棚の整理をしていて、ちょっと目に付いた今作。惜しくも3巻で終わっちゃったけど、読み返してみても、とても面白かった。


のほほんSFという言い方をされていますが、設定は、ちょっとSFが好きな程度の私レベルには十分キッチリしたSFでした。
それに、のほほんとは言いつつも、それは超高度に発達した異星人であるところのクタムの韜晦に近い言動+その庇護下においてある程度酷くならないという推測のもとでの活動だし、そういう意味では、「「のほほん」すらもSF的要素である」ので、単に「SF」と言ってもいい、と思ったり。

なんか、禅問答みたいですがw 毎回登場する「異星人の設定・ギミック」「対応する主人公たち:地球人+変な異星人のやりとり」「そののほほんとした雰囲気」などなど、大変愉快なのでSFが好きな方にオススメです。