Sエス―最後の警官―(4)

最近、現実がいろいろ傍若無人で成り行き任せで危なっかしくて、マンガの目的を持って計画的に動くテロリストより、怖いわ〜、とぼんやり思う昨今ですが、こちらは警察機構のあり方を変えようとするテロリストに襲われ中。


主人公たちの所属する「新しいチームNPS(警察庁特殊急襲捜査班)」は、もともと「何か裏があって作られた」、さらにいうと「隊長なんかは裏があるのを知ってて乗ってるんじゃないか」という感じでしたが、それがいよいよ顕在化。

さらにSATから主人公のライバル?だったスナイパー蘇我も出向してきました。
少年モノなら、ココで1エピソード挟んで、徐々に仲良くなってきますが、青年誌だし、テーマ的にヘビーなハナシだし、早々はうまくいきません。そりゃそうだ。

でも、一方で少年モノ的*1カルト集団の存在も浮き彫りに。

個人的には「リアルな人間関係」と「ちょっとジュブナイルっぽい演出」に違和感を感じておりますが、一応ハナシとしては「敵の組織が顕在化してきた」と見ればいいのかな?

とりあえず静観です。

*1:事件のハードさとしては青年誌レベルだと思いますが、恣意的に証拠を残している点が直球すぎて少年モノっぽい…