ヴィンランド・サガ(10)
- 作者: 幸村誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/22
- メディア: コミック
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それはさておき、これまで「歴史大河」的な国政に絡んだ戦争モノという感じだったものが、奴隷編となり急に「労働私小説」的なものにスケールダウンした印象。
しかし、トルフィンの内面を描くためには必要な工程のだろうなぁ、ということを強く感じました。
読んでて、トルフィンに対し、「それも知らなかったの?」ということも多かったし。
そしてそう思うと同時に、確かに生まれはあの雪の中だから、作物自体にそんなに詳しくはないのかなあ、とも思ったり。
で、コッチにくるなとカレに言われ、ある決意をするわけですが、この先「何を持ってその言を実現するのか」がとっても気になります。
ハナシとしてはターニングポイントに来ているとは思いますが、一筋縄でいくわけがなく、まだまだ目が離せません。