ヴィンランド・サガ(10)

ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンKC)

最近幸村先生をツイッターでフォローして日々の発言を見ているので「ヴィンランド・サガの幸村先生」というより、「あの幸村先生のヴィンランド・サガ」と、ココロ占める印象の「作品と作者の比率」が圧倒的に変わってきていますw


それはさておき、これまで「歴史大河」的な国政に絡んだ戦争モノという感じだったものが、奴隷編となり急に「労働私小説」的なものにスケールダウンした印象。


しかし、トルフィンの内面を描くためには必要な工程のだろうなぁ、ということを強く感じました。
読んでて、トルフィンに対し、「それも知らなかったの?」ということも多かったし。
そしてそう思うと同時に、確かに生まれはあの雪の中だから、作物自体にそんなに詳しくはないのかなあ、とも思ったり。


で、コッチにくるなとカレに言われ、ある決意をするわけですが、この先「何を持ってその言を実現するのか」がとっても気になります。

ハナシとしてはターニングポイントに来ているとは思いますが、一筋縄でいくわけがなく、まだまだ目が離せません。