STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン(24)

STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 24 (ジャンプコミックス)

STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 24 (ジャンプコミックス)

破綻ぎみな荒唐無稽なハナシと、理屈は通るがこじんまりとしたハナシと、両方を理解しつつ両方を嫌悪する、ということってあるよな。


ニョホ!


てなわけで、スティール・ボール・ラン、堂々の完結。

7部完!


ジョジョだけに←コレが言いたかっただけ。
徐々に5部あたりから毎回奇妙にネジくれたボス戦が加速していったわけですが、今回は大統領戦後の、隠れボスキャラDio登場の後の決着。

文句言いつつ、理解しようとしていたD4C(大統領のスタンド)は、やっぱ、文句言いつつ、理解しようとする、という恒例行事なわけで、それはそれで嫌悪しつつ理解、実は好き、ってわけなんですがw
今回の隠れボスキャラのDioは、ある意味懐かしくもありつつも王道過ぎる部分もあり(人間て、我儘だよね)、ちょっとオチも納得度高いけど、ココ最近のアレな展開(←ほめ言葉)に比べるとシンプルすぎる。


そして、ホントの最後のエンディングも、まぁ、そうするほうが「いい意味で切なくなる」のでいいとは思うんだけど、「ぼくの名前はエンポリオです!」という「ぶわっとキタ前のハナシのエンディング」に比べると、ちょいと物足りない気もする。



まぁ、ジョジョは得てして「何回か読むうちに、ストンと納得する」ということも多いので、コレを機に、再び最初から読んでみようかとも思います。


何はともあれ、無事完結。荒木先生、本当にお疲れ様でした。

そして、ジョジョリオンに期待です!