岸辺露伴 ルーヴルへ行く
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/05/27
- メディア: コミック
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今回のオハナシは、タイトルにあるとおり「ルーヴルへ行く」で、そこで怪異に出会うわけですが本編の1エピソードとして遜色のない、というかむしろ「露伴センセイにマッチした」展開。
「新手のスタンド使いかッ!」「スタンド攻撃かっ!」って言うバトル路線というよりは「怪異・怪談」てトーンで、かつ「絵にからむ」展開で「甘い青春時代」も絡めて描かれます。
で、露伴センセイの短編(岸辺露伴は動かない)の1つ目は、海外での怪談的体験談を露伴先生が語るって感じで正直露伴センセイでなくてもいい感じでしたが、2つめの「-六壁坂-」、そして、今回の「ルーヴル」は「ヘブンズ・ドアー」も絡んで、ならではの展開になっております。
そして、この「ルーヴル」、2つめの「-六壁坂-」を読んで思ったのは、「杜王町」を舞台にし「呪い」をキーワードにしたジョジョリオンでも、露伴センセイ、「また*1」けっこうな鍵になるんでは?という風に思いました。
ともすると、ジャイロ的な「ジョジョじゃないけど主役並み」になるのか?
(まぁ、この作品群が示すとおり、すでに「別格」で「スピンオフで主役」だけど)
ということで、この先も露伴センセイの活躍には期待です。はい。