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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。バタバタ継続。そろそろ落ち着きたい。


週刊少年ジャンプ(29号):トリコ
週刊ヤングマガジン(30号):サイコメトラー
週刊少年チャンピオン(31号):弱虫ペダル
週刊漫画ゴラク(7/15号):オバハンSOUL


トリコ

島袋光年センセイバトルでグルメなマンガ(料理のバトル、ではなくモンスターが食材だったり、それを手に入れるバトルが起きる、ということ)。オハナシは、「数多のグルメな動植物がいる世界」で、確保が難しい食材を入手してくる「美食屋」の活躍を描くもの。


今回は箸休めエピソード的な「ビックリアップル*1」をめぐる単発バナシ。
今回の「ビックリアップル」もビックアップルと言われるNYをもじったものなのかな?とか、そんなことはどうでもよくてw 奇想天外なオハナシを作るうえで、相変わらず面白い素材を出してくるなぁ、と思いました。
単発のハナシだけど、ある意味、世界観や、美食家のこと、食材に対する意識とか、いろんなことが効率よく、かつ、面白く説明できている回じゃないかなぁ、と思いました。
面白いなぁ。
やっぱ好きだわトリコ。アニメも見てみようかな?



サイコメトラー

昔懐かしいEIJIの復活作品。青年誌に舞台を変えて、いろんな面で、より過激に、かつ「らしく」活躍。


トリコもそうでしたが、こちらも「箸休め」的、「トオルについての説明?」回*2。バイオレンスな友人を描写します。
好きなノリだけど、特に、なんという感想もない「よくもわるくも<らしい展開>」って感じです。
で、一応仕切りなおしの最初の事件であった前回のオハナシですが、犯人の立ち位置(主人公との関係)とか、抱えたトラウマとか、過激ではあったんだけど、なんかIWGPの最初のころにあったハナシとちょっとかぶってる?という気もして(していることとかはぜんぜん違うんだけどさ)ちょっとノレなかった。でも、ハナシのパターンとしては全然普通にあって良いハナシなのでワタシが気にしすぎなのかも。
今後の展開に期待です。はい。



弱虫ペダル

高校自転車部を舞台にした熱血モノ。今はインターハイ3日目の序盤。敵的立場の京都伏見と、ライバル的立場の箱根学園、そして主人公達の、熱いみつどもえ*3バトルが繰り広げられていた2日目でしたが、3日目は思わぬ伏兵が登場。


自分は自転車乗らないので、集団になればなるほど楽で、それがでかくなると驚異的に速くなる、というのは一人より集団ってのはわかっても人数に比例するの?ってのは、ちょっと納得しがたいんだけど、多分「それはそう」ってことなのかな?
そのあたりにイマイチ納得できてないのでw 今回の最後に広島チームが「置いてくわ」って言ったところも「集団で走れば速いんだから、みんなで集団で走って追いつけばいいじゃん」と思うんだけど、それも違うの? 速くて引っ張る人がいないとダメってことなのかな? なんか坂道が最終的に「アノ集団」を引っ張ってきて追いつく感じなのかな?

さらにいうと競馬の「脚を溜めた」ってのも、よくわからないw ジョグとダッシュみたいなもんなのかな?

閑話休題

ともあれ、主人公早々に脱落とか、2強とか、みつどもえとか、1日目、2日目と、それぞれの状況にあわせたクライマックスを用意していた弱虫ペダル。その世界に詳しくないがゆえに「その展開(クライマックス的オハナシ配置しまくり)で3日目まで盛り上がりをキープできるの?」と思ってましたが、3日目も確かに盛り上がっておりますな。
そして、同時に「好きであるがゆえに」すでに「来年(=経験値アップしてクレバーになった坂道の描くドラマ)」が気になってしょうがないw
あんまり先のハナシを気にしすぎてもしょうがないんですが、盛り上がってるし、面白いし、気になってしまうのです。
相変わらず面白いぞ。



オバハンSOUL

タイトルどおりのオバハン(そして、作者もりやまつる氏のテリトリー、大阪)のハナシ。運送業でおとうちゃんと仲良くお仕事。近所の人とは人情付き合い。ベタでアットホームなオハナシです。


今回は七夕に絡めた恋愛バナシのサポートをオバハンがするというもの。相変わらずベタです。はい。
でも、ところどころに散りばめられた「お茶目表現」がおかしいです。
最終pは苦笑しましたw



てなことで今週はこのへんで。

*1:人格を持つりんごで、驚かせると味がよくなる

*2:前回ひと事件回解決したし

*3:そういやみつどもえ、お休み中だけど作者は大丈夫か?