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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。あ、そういえば、ジャンプとヤンマガ買ってないわ。買いに行かねば。てなことで、さくっとね。

週刊少年ジャンプ:(30号)ST&RS(スターズ)/(31号)鏡の国の針栖川
週刊ヤングマガジン:(31号)なにわ友あれ/(32号)ケッチン
週刊少年チャンピオン:(32号)クローバー/(33号)弱虫ペダル
週刊漫画ゴラク(7/15号):(7/22号)親玉’S(マスターズ)/(7/29号)ミナミの帝王


ST&RS(スターズ)

宇宙飛行士を目指す少年少女の新連載。通常の「リアルな科学的アプローチ」に加え「宇宙人に?選ばれたモノ的SF的要素」もありそうな雰囲気。
そして少年少女は主役は「選ばれたモノ」っぽい野生の勘が鋭いハイセンス少年、理詰め天才肌のクレバー少年、そしてふたりをつなぐ優しい少女の3人。現在狭き門である宇宙飛行士学校の試験に挑戦します。
まだまだ先がわからんけど、「選ばれたモノの野生児」がセンスが良いけど言語化が苦手で、「天才クレバー少年」とコントラストを成しているんだけど、ちょっと言語化が下手すぎて、いくらセンスがあるって言ったって「それではひどすぎ」と思ってしまいます。でも学校で学んで埋めていくのかな? そこがドラマになるって手も有るし。
ちゅうことで、まだ面白いともなんとも言えませんが、頃合としては「宇宙ネタ」はアリっちゃあアリなので、注目、かな。



鏡の国の針栖川

「プリティフェイス」「エム×ゼロ」の叶恭弘センセイの新連載。ワタシは叶先生は特殊な状況下のエロコメの名手と思っており、今回も最初っから「特殊な状況」の設定も秀逸で、面白そうだと思います。とはいえ、正直エロコメ自体は好きではないんですがw、ハナシが上手なんですよね。今回の設定も、最後の最後に「そうきたか!」という感じでこの先の展開が楽しみです。



なにわ友あれ

端的に言うと大阪の暴走族(環状族)のオハナシ。今回は、所帯が大きくなった主人公達チームのメンバーの再紹介的要素も含めた主要メンバーの一人の引退ランを描くシリーズですが、何か起きそうな感じ。凄惨なことが起きませんように…。



ケッチン

高校生の主人公を含む3人の幼馴染たちの青春モノ。いったんのお休みをはさんで、2011年の春という設定で再スタート。
前から申しておりますが、この手のリアルな日常生活的なハナシはあまり興味がないので、みんな仲良くね、と思うくらい。



クローバー

学校・チーム同士の抗争もなく、かといって真面目に過ごすでもないライトなヤンキーマンガ。
最初はこの「無目的感」とかが中途半端で「無理して悪ぶって、かと言って抗争も何にもしないなんて、面白くもなんともない!」と思ってました。しかし、最近ようやく「周囲の仲間」が「幼馴染・喧嘩悪友・つり仲間・悪友の彼女達」と、「バラエティに富んできた」感じで、日常のぼんやりとしたハナシを展開してても対応や展開の幅が出てきて、面白くなってきました。
でも、やっぱライトはライトなんで、すごく気持ちが入る作品ではないのですが、面白くなってきたので、よかったです。このまま心地よいゆるさでぼんやりと続けてほしいです。



弱虫ペダル

高校生の自転車競技者。ついこないだも巻頭さんになったんで、特に深いコメントはないです。
1日目は坂道の「個人の力」、2日目は「仲間を巻き込む力」が発揮されましたが、3日目は坂道の「敵も巻き込む力」も発揮されそうで楽しみです。わくわく。



親玉’S(マスターズ)

ゴルフマンガの「風の大地」のかざま鋭二氏の新連載。ギャンブル好きのバツイチ大工さんとその高校生の娘が(見出し・タイトルを読むならば)規格外ゴルフ連載だそうです。
でも、まだ連載1,2回を見る感じだと、まだまだゴルフに行かない感じですw まぁ、のんびり見ましょう。



ミナミの帝王

著名な金貸しマンガ。妻子のある身ながら、シゴトなしプラモに没頭し、借金生活な男。しかし、子供は重病にかかっていることがわかりますが…という展開。早々に主人公の金貸し萬田銀次郎が登場し…という感じ連載1000回記念だし、早めに決着するのかな?


てなことで今週はこのへんで。