外天楼
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/21
- メディア: コミック
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それ町*1や、フルットの石黒正数氏の推理短編でいて大河マンガ。
冒頭はそれ町や*2フルットにも通じる日常的な悩みを無駄に深く突っ込む展開。
そして、徐々にアホアホ推理や、実はオハナシ全体がトリックな展開など、ちょっとづつずれて行く心地よさ。
しかし、途中で急展開。
シリアス路線に突入。
あれ? これ学園格闘モノだったはずだけど、なんで今、異世界ファンタジーになってんの?ってなアレほど唐突感はないけど、でもそう言いたい私の気持ちもわかっていただきたい感じで、大河ドラマで終了なのです。
で、読み返すと、コミックス巻頭のアレなギミックもそういうことなんだなあ(みつを)とか思ったり。
でも、面白くて切なくて悲しい、でもバカバカしいオハナシでした。
オススメ。