天地明察(1)

天地明察(1) (アフタヌーンKC)

天地明察(1) (アフタヌーンKC)

ジャケ&作者買い。刀持ってる人がいるし、冲方丁氏ってことで。そして、勝手にちゃんばら的な派手な何かを期待してましたが…。


開けて早々「暦?」
そして、なんだかぼんくらっぽい主人公。
さらに、囲碁? 算術? 
あれ? ちゃんばらは? と勝手に抱いていた妄想とは真逆のオハナシでしたw


しかし、算術、囲碁、暦の、どれにもまったく興味がないですがw 勝負的空気の描き方や状況が面白い。
さらに、日常に飽いた主人公が、新たな刺激に出会い、貪欲にのめりこんでいく様は、王道でありワクワクする展開。

冒頭のぼんくらさが、のめりこんでいく後半の展開を引き立てて、いい塩梅の成長譚にもなっており、ぼんやり日々を過ごすぼんやりリーマンにはあこがれの展開でもあり。

奇しくも毎月近くを通り過ぎている渋谷の金王八幡も登場して、ちょっと親近感が沸いたり。
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正直、自分からはあまり読まないタイプのテーマのオハナシではありますが、面白い素材+展開なので、続きを読んでみようと思います。はい。