暗黒神話
こないだからジンワリ始まった諸星大二郎氏ブーム。きっかけは妖怪ハンターですが、そっから古本屋さんでアレコレ買ってみました。そんでまずはこの著名なコレから。ご存知の方は今更かと思いますが。
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/11/15
- メディア: 文庫
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いわゆる伝奇ってやつですよね。
神話(過去)と主人公(現在)が邂逅し、謎が紐解けていく。
そして、発表が1976年ですから、俺の5つ下=35年前の作品ですよ。
マスターピースというか、始祖というか、そういうモンなんだと思って見たにしても、すごいよくできている(上から目線失礼…)。つか、これが始祖のひとつなんですよ! さすが、という構成です。
読んでいて、アレコレあんなマンガやこんな小説や映画を思い出したり。すげぇ。
そして、前にも書きましたが、なんで氏の作品をこれまで読まなかったのかというと、多分、子どものころは、この作品自体の記憶はないけど、多分絵が怖かったんだと思います。そして、大人になってからはちとタッチが好みじゃなかったんでしょうね。でも、もうすっかりハマって氏の特集をされた雑誌も注文してしまいましたw
うおう、面白いなぁ。本当に。
もっかい読もう。