TRIGUN-Multiple Bullets

TRIGUNーMultiple Bullets (ヤングキングコミックス)

TRIGUNーMultiple Bullets (ヤングキングコミックス)

故あって、トライガンのアンソロジーは1冊だけ持ってましたが、今回は作者の内藤氏の作品も出るということで、購入。書店で見当たらずアマゾンで待っての入手。


そして、やっぱアンソロジーって、元の作品とあまりにタッチや料理の仕方が違うと、「元の作品を好きだからこそ」の「その作品へのネガな印象」ってのが湧き出て抑えられないのですがw 今回もそんなことがあったりなかったり。

ということで、番外編の感想と、一番良かった作品の感想を。



番外編は、ある意味「いつものー」な感じで、良かったです。みんながいて、敵がいて、大甘ちゃんをみんなで支える、という。伝統芸能的なw これで、よいのです。うん。


アンソロ部門は、水上悟志氏の作品がよかったです。絵に馴染みがあるってのもあったけど、世界観をうまく使ってて面白かった。
元の作品に頻出する「殺戮馬鹿」と「善良な被害者」と「超強力な主人公たち」ばっかりじゃない可能性ってのも、「ありうるよー」って気がするポジションの人を、うまーく描いてて、かつ元の世界でありそうな自然な展開でした。
私がこういうのが好きなだけかもしれませんがw

ともあれ、ひさびさに新作で彼らにあえて楽しかったです。