アイアムアヒーロー(8)
- 作者: 花沢健吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/01/30
- メディア: コミック
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つまりは、危機回避をし、帯にもあるとおり、アウトレットモール編終了なのです。
とはいえ、気になるところはソコだけじゃなく、いくつかあるので、そのコメントをば。
まず、ゾンビたちはZQNという呼び名で、それは公式な呼び名として定着していることとかはあっても、その生態や状況について分析的な発言はなかったのですが(身体能力の向上っぽい描写はあったけど)、今回初めて「不老不死」というキーワードも出てきました。狭い視点だと「英雄はどう危機を乗り切るか」というハナシですが、広い視点だと(良くあるハナシですが)「バイオテクノロジー的活用」もあるわけで、この後、どういう描かれ方をされるのか、気になりますな。
そして、そのZQNにも「喜怒哀楽」という感情はあるのかな? ということ。
過去(つか初期)の「都会のZQN」は、「ストレス」や「シゴト関係」とか、「フラストレーション」的なものが「初期衝動w」になって動いているように見えたので、「怒」しかないのかな?という気がしました。
しかし、今巻だと「練習したい!」というポジティブな気持ち(楽?)や、「何かを愛でる気持ち(喜?)」ってのも、あるのかな?と思わせる描写がありました。
「てっこ」や「比呂美ちゃん」の行動は「レアケース」のように考えていましたが、みんながそうなら、結構どうにかなるのかな?と思ったり。先ほどの「バイオテクノロジー」的な側面や、今後の比呂美ちゃんの行動を考える上で、けっこう肝なのかなぁ、と感じております。
最後に、おじさん、いいシゴトしたね。村井君も。
ちと、うるっときた。
あの状態に置かれたとき、自分はどうするだろうか、と常に考えるので、気持ちが入りやすくて困りますw
そして、相変わらず期待です。はい。