いくさの子 織田三郎信長伝(2)

原哲夫氏による信長のオハナシ。この2巻では元服されるまでを描きますが・・・。


創意工夫がいっぱいのガキ軍団を結成・運営する信長ですが、その子どもたちもいろいろ個性的で楽しいのですが、周囲の大人たちも、かなり好人物が多く配置されております。
一子相伝の拳法の伝承者みたいな坊さんや、早々に最新技術を伝える外国人や、父親、家臣たちもいい感じです。
「子供時代を描いているから」というのもあるかもしれませんが、出てくる大人も魅力的で面白いです。


そして、好敵手として、早くも今川義元が登場。ゲームの世界だと、ちょっとバカ殿風ですが、ココではセンゴク外伝的な優秀な武将よりで描かれております。でも、ビジュアルはちょっと「麻呂」入ってるけどw

そんなわけで、まだ「子供時代」ってことで、「お遊び」っぽい感じもしますが、次巻からは「元服後」なので、いくさも本格的になっていくのかもしれませんね。


「すごく面白い」わけではないですが、続きが気になる感じではあります。
「とりあえず静観」的に、続きを待とうと思います。はい。