百姓貴族(2)

百姓貴族 (2) (ウィングス・コミックス)

百姓貴族 (2) (ウィングス・コミックス)

銀の匙の原材料編、というか、酪農お仕事エッセイマンガ。相変わらず面白い。


「最近の子供は、魚は切り身で泳いでいると思っている」とかいう都市伝説的なアレとは間逆の、大人も驚く「実情・・・たとえば、乳製品・作物の品質が均一ではないこと」がさまざまあって、本当に面白い。
でも考えてみれば「自然のもの」を「大量生産」しているわけなので、品質にばらつきが出るのは当然の話なのですが、スーパーで「厳選された商品」しか見てきていない私のような普通の人にしてみれば「驚き」なんだよな。

「最近の子供は、魚は切り身で泳いでいると思っている」とかいう皮肉っぽい社会派気取りの発言も「あー、自分もソレと似たようなもんか」と思ってしまいます。

ともあれ、こういう形で面白おかしくそういうことと知れるのはありがたいこと。
勉強になります。オススメ。