信長のシェフ(1)〜(3)

信長のシェフ 1 (芳文社コミックス)

信長のシェフ 1 (芳文社コミックス)

信長のシェフ 3 (芳文社コミックス)

信長のシェフ 3 (芳文社コミックス)

嫁購入。タイムスリップ歴史モノだとタイトルを見ればわかるので、喜んで読ませてもらう。


基本的に「危機的状況だけど、料理の腕で切り抜ける」「時代の壁(素材・調味料的なものがまだない)は知識でカバー」という王道的展開。
ホントに「美味しんぼ IN 信長の食卓」って感じで、面白い。

しかし、3巻になってようやく「歴史への関与の意識」が主人公の中に芽生え、これから「パラレル展開」になるのか、「歴史のゆがみを補正する超自然的動き」が出てくるのか、はたまた奇想天外なネタが出てくるのか、いずれにせよ楽しそうな感じ。

強烈なインパクトはないけど、「時代の不利さ」があるので、逆に「料理としての斬新さ」が多少弱くても、あの信長直轄の配下なので「アレコレ危機を楽しむ」というポイントに目が行って、トータルでは「面白い」て感じなのです。
そういう意味では、奇をてらっているわけでもなく、かといって単調でもないので、安心して面白く読める料理マンガかも。

オススメってほどでもないけど、バランスがいいし、嫌いじゃないです。はい。