昭和元禄落語心中(1)(2)

昭和元禄落語心中(1) (KCx)

昭和元禄落語心中(1) (KCx)

昭和元禄落語心中(2) (KCx)

昭和元禄落語心中(2) (KCx)

落語だし、話題作だし読んでみよう!ということで。


あれっぽい匂いもさせつつ、成長物語として、ステージモノ(つうか落語だけど)として、飄々とした登場人物たちだけど、なかなか緊張感のある関係性+展開。
でも、まだ「序盤」って感じが抜けないのは与太郎のサクセスがちょこっとしかしてないからか? 師匠がストイックで変化が薄いからか(つか、弟子を取る段階で変化だから、そんなもんか?)
まぁ、その辺の機微を楽しむ、という、読み方もあるのかもな。

とりあえず、静観、な感じ。