ダークナイト
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: Blu-ray
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話題になっていたのは知っていて、かといって、何か調べたわけではなく、結果、情報なしで見る。
あおりのテロップとかだと「正義ってなんだ」的なところに焦点が当たってる感じ。
見てみると、自分の感覚からすると、昔のジャンプのバイオレンス系マンガとか、社会に出てからの理不尽とかの方が、「よっぽど酷い」と思うんだけど、「バットマンという<正義の味方>という印象が強いメジャータイトル」で「ああいう敵役・味方の苦悩を描いた」ってのが、「すごい」ってことなのかな?
ともあれ、確かにジョーカーすごい。
口の傷の由来を話すくだりは、なんというか、このひとホントにアレじゃん、と思った。
むしろ、あの「光の騎士」の彼は本当に真面目すぎちゃってかわいそう。
ところどころ、かっちょいいメカとかカーチェイスとかアレコレ出てくるけど、カッコイイ分、「取って付けた感」が出て、余計に「ジョーカー」や「バットマン」の狂気が際立っちゃってた。
短くまとめちゃうと、「光だけじゃダメで、かといって闇だけでも当然ダメ」とかいうどうでもいいコメントになっちゃうんだけど、最近「ちら見」してた「まどマギ」とか、チャンピオンの連載の「空が灰色だから」とかもそうだけど、今まで(好事家の手による創作ではあったかもしれないけど、(あ、あと舞台*1でそういうのは多かったかも)メジャーにはなかった)「極端な組み合わせで、ちょっとココロのすわり心地が悪い、でも、そういうこともあるかも」的な「違和感のある作品」のひとつって感じなのかな?
もっと短く言うと「ぞわぞわした」って感じかな。
個人的にはスカポンタンでアホアホドンパチな映画が好きなので、この作品はテレビでよかったな、と思いました。
*1:舞台見学経験はそんなに多くはないですが