G1 CLIMAX 22 2012/08/03(金)東京・後楽園ホール

最近、観戦しても、素人がやいやい言うより、プロレス/格闘技 カクトウログさんの記事見ればいいじゃない、と思って感想あげてなかったけど、ひさびさの後楽園ホールで、リング近いし、みんなで盛り上がるし、超楽しかったので感想アップ。


第一試合 小島聡VS高橋裕二郎

最近テレビでしか見てないんで、うわさの裕二郎のマイクというのを知らなかったんですが、要は下系ですなw
でも、きっちっり対戦相手に合わせていて芸(技?)としてはしっくりくる感じ。
試合運びは、パワー比べ路線で、それぞれの持ち味を出して安定した感じでした。



第二試合 ルーシュVSランス・アーチャー

なんか、マーク・ボランに似ているなぁ、というルーシュと*1、入場時に売店に鈴木軍一行がいたので、間近で見たランスの試合。
テクニシャンVS大男、という感じになるかな?と思ったけど、思ったよりルーシュの飛んだりはねたりは見れず、大男に圧倒されるシーンが多かったような。逆にランスのムーンサルトがすごかった。



第三試合 永田裕志VS矢野通

いい者VS悪者というわかりやすい構図。でも序盤は矢野が結構まっとうで意外w 
でも、案の定、すぐにラフプレーに。
今回の観戦は、この試合に限らず、お互いの技を読み合い、かわしあいという展開が多かったんですが、この永田矢野の試合は、すごくわかりやすいというか、繰り返しつつ意外さを出しているというか、すごく引き込まれました。さすがの二人の試合でした。



第四試合 “ザ・マシンガン”カール・アンダーソンVS鈴木みのる

ちょっと異色な組み合わせな印象。アンダーソンは、いろいろあってがんばれよ、という気持ちがあって、やや気持ちはアンダーソンより。でも、鈴木軍のTシャツを買おうかな、と悩んだのはナイショ。
で、今回は(今回も?)タイチがいいシゴトをしてましたw これぞヒールといううざい感じでチョイチョイチャチャ入れる感じw
だけど、別にみのるも十二分に強いので、そういうタイチ演出も、試合としても、倍楽しめました。 



第五試合 シェルトン・ベンジャミンVS丸藤正道

久々の丸藤。そしてハジメマシテのベンジャミン。
丸藤も身体能力が高いけど、ベンジャミンも相当。技の応酬にも感嘆しましたが、身体能力の高さにも驚かされました。こういう言い方はよくないかもしれないけど、当然トレーニングの結果もあるだろうけど、生まれ持った素質って、やっぱあるよね。
先ほど、「お互いの技のかわしあいが多かった」と書きましたが、ここでも「不知火」がつぶされ、見ることができず。
最後は、最上段からの大きな投げ技。これもすごかった。
ということで、かなり見ごたえのある試合でした。



第六試合 真壁刀義VSMVP

パワー対決で意地の張り合い、なのかな? 
良くも悪くも普通。感想文が短いからって、試合が悪かったわけではないんですが、組み合わせをみて「多分こんな感じ?」って想像して、そのとおりだった、ということです。



第七試合 後藤洋央紀VS中邑真輔

パワーのエースとくねくねのエースの試合。今回一番感情的になった試合は?と聞かれれば、中邑に思い入れがあるのでこの試合が一番ドキドキしました。勝敗も読めなかったし。なんていいつつも、この試合も組み合わせをみて「多分こんな感じ?」って想像して、そのとおりだった展開。でも、すごくドキドキしてワクワクして声援を送りました。魅せられたなぁ。



第七試合 内藤哲也VSオカダ・カズチカ

レインメーカーになってから、初めての岡田観戦。いやあ、本当に岡田は前から見てたけど、すごくなったな、と思った。
レインメーカー的演出も利いているのかな?
そして、この試合は次世代エース対決的な側面をあるよな、という感じ。
正直、まだどちらの選手も好きとか嫌いとかなかったんだけど、内藤の執拗なひざ狙いに対し、レインメーカーであるところの岡田の耐える様とか、時折逆襲する技のすごさとか、双方をちょっと好きになりました。
また会場の距離感とか一体感とかもあり、「圧」が伝わってくる感じでよかったです。




ということで、今回は実はプロレス初観戦、というヒトと一緒に行って、適宜選手や技、展開の解説をしながら見ていたのですが、日ごろ日常的に視ている選手・試合を、改めてわかりやすい言葉に置き換えたことで、「プロレスとは何であるか」とか「自分の好み」とか整理できた気がします。
やはり、面白いな、プロレス。

帰り道はハーリー&レイスのポッドキャストを聞きながら帰ってきましたよ。



そして、次回観戦は決勝の予定。
流れ的に「内藤くる?」って感じなんですが、どうなることやら。
決勝が楽しみです!

*1:って髪型の印象だけかw