軍靴のバルツァー(1)
- 作者: 中島三千恒
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: コミック
- 購入: 10人 クリック: 166回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
まずは1巻は、ダメダメチームを立て直す「監督モノ」の様相。
時代は19世紀の架空の国。軍事的に遅れる同盟国の士官学校に、顧問として派遣された凄腕の将校。
訓練もおざなりなら、軍備も考え方も2世代前。
そして、軍事に遅れを取る国風的に、軍備増強に否定的。
さらに、生意気な教官に体制批判をしたら、文句言った相手は実は王子で影の責任者というありさま。
無理難題をふっかけられるけど、なんとかクリア、という展開。
徐々に生徒たちには好かれるものの、顧問の前途は多難で…。
と王道的「監督モノ」展開。
出てくる兵器や考え方の違いが、とてもわかりやすい構造なので、読んでいて主人公や一部生徒たちの感じているイライラ感もすぐにわかって、感情移入しやすい感じ。
徐々に生徒達と打ち解けて、王子とも仲良くなって、体制を整えて、外敵の侵略を見事抑えたりするんだろうなあ、と夢想していると!
というところで2巻では!(2巻感想につづく)