軍靴のバルツァー(2)

軍靴のバルツァー 2 (BUNCH COMICS)

軍靴のバルツァー 2 (BUNCH COMICS)

時代は19世紀の架空の国。軍事的に遅れる同盟国の士官学校に、顧問として派遣された凄腕の兵。1巻は、ダメダメチームを立て直す「監督モノ」の様相でしたが…。


2巻では、「対謀略家&プロ市民*1対決!」の「謀略モノ」に!


1巻の最後に「軍事の影の責任者の王子」の兄=第一王子が登場していたんですが、その背後には、軍拡に否定的な参謀がいて、それがどうも主人公と因縁がある感じで嫌な感じ。どうやら、もともと国内に「第一王子と第二王子の対立」があった模様。


そして1巻で夢想した「主人公の訓練の元、仕上がった生徒たちが外敵を退ける!」という直球痛快路線と思っていたら、まさかの初戦の相手は(プロ)市民暴動鎮圧というお尻がむずむずする嫌な展開。
外敵鎮圧であれば、完全正義で徹底応援、殲滅せよ!ってな感じになるんですが、相手が(いかにプロ市民とはいえ)徹底的に殲滅もまずかろうし、どうすべ?、というテンションでこちらも読んでしまうので、すごくドキドキ。

そして、こともあろうに、ココで終わるのです。うむむ。
(3巻感想につづく)

*1:悪い意味の方の