ウォースパイト~マルスの目~ (1)

先日、竿尾氏の新作?と勘違いして「ゲート*1」を購入・閲読しましたが、こっちはホントの新作。


オハナシは、ちょっと変わってて、うまく説明できるか自信ないんですが、



主人公は人ごみに入ると、そこにいるヒトの欲望を、歴史上の有名な戦場に置き換えて、見ることができます。
(それは単純に相手を倒す、ということだけでなく、恋愛感情が戦場に置き換えられえる場合もあります)
さらに、その欲望を持つ本人たちに気づかれることなく、戦場に介入し、(おそらく)間接的に欲望を制御できる能力を持っています。
そして、その「見る力」「介入する力」は、主人公の体に触ると共有されます。



そんなわけで、主人公は、現実社会の課題(というか、その場のヒトの欲望)を、戦場(での活躍)に置き換えて、解決・処理していきます。



で、この設定が面白くもあり、難しくもあり、ちょっと微妙な感じで世界に入れ込めそうだったり、やっぱ複雑すぎ?とか思ったりで、まだうまく楽しめていませんw


でも、古戦場とか、戦争の歴史に詳しいヒトだと、「主人公たちの境遇」と「歴史上の戦場」のシチュエーションの選択の妙とかがわかって面白いのかな?


でも、トータルでは、面白いと感じているので、いったんは継続購入のつもり。です。