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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。いろいろ思うところアリ、対象雑誌が一誌になりました。


対象雑誌減により、溜まっている感が圧倒的になく、サボり癖がさらに加速・・・(汗)
ということで、掲載当時の感想に加え、現段階までの感想も混じると思うけど、そのへんもまとめてさくりと。

週刊少年チャンピオン

38号:弱虫ペダル SPARE BIKE
39号:鬼さんこちら
40号:バチバチ BURST
41号:ドカベン ドリームトーナメント編
42、43号:囚人リク



弱虫ペダル SPARE BIKE
は、タイトルどおりの弱虫ペダルの外伝的なもの。今の3年生たちに焦点を当てるオハナシのようです。
で、トップバッターは、くねくねダンシング巻島先輩っしょ。

今の段階ではこのエピソードは完結しているのでエピソード全体の感想を。
ということで、今でこそおなじみのダンシングですが、自分ではヨイと思っている変則スタイルを矯正されそうになりつつも、がんばる、というオハナシ。
みんなと同じコトしてて、抜きん出ることができるのか?という考え方と、
みんなと同じコトもできないで、抜きん出ることができるのか?という考え方と、
考え方はさまざまですが、今回の件については前者、ってことですね。
でも多分、金城先輩の場合は、強靭な後者って気がしますが。

それはさておき、今回強く感じた(というか思い出した)のは、シゴトで他人から聞いたハナシですがw
異動してきた新ボスが、いわゆるマーケティングの基本みたいなことを推進してきて、ソコの部署で積み上げてきた方法論を否定して、基本に立ち返り、結局シッチャカメッチャカにして、また別部署へ異動していって、「何しに来たんだアノヒト」って、なった、ってハナシ。
世の中正解が無いから面白い、ともいえるけど、洒落にならない場合もあるなあ、と思ったのでした。


弱虫ペダル関係なくなっちゃったよ!w


ええと、感想としては「よくある、本編中に過去編を展開するスタイル」を「別タイトルで切り出し」ってことなんですが、この大会でもう彼ら3年生は最後なんで、こういう形になった、ってことだと思うのですが、本編ですっかり好きになっちゃってからやるって形が、なかなか効くなぁ、と思いました。好きですよ。コレ。



鬼さんこちら
こちらも、感想アップが遅れたため、最新号では「鬼勢力と退治一族の対立」がスタートしております。
で、感想は、すごくテンポが良いなあ、というもの(と、絵が独特ですね)。
初回ですでに、覚醒の兆しが見えているし、鬼勢力の侵攻も速攻。妖刀も即転送のすばやさw

このスピードって、作品世界にぐいぐい引き込む魅力だと思います。
世界観説明とか、布石とか、もったいぶりも「演出」としては「あり」な場合もあるけど、この作品については、そのへんをとっぱらっているのがいい感じに働いている気がします。勝手に「連載回数決められているのかな?」と想像するくらいw

で、奇しくもちょいと前に始まった「あっち」は、テンポが悪い気がする。まあ、こっちの「鬼さん」の方が「王道展開」だから、細かい説明が不要ってのもあるけど。

ともあれ、まさかこれ(最新号の鬼勢力と退治一族の対立)で決着はつかないと思うけど、あっというまの「総力戦」の様相で、すっかり引き込まれています。
この先の展開が楽しみです。はい。



バチバチ BURST
コレまで「自分が一番!」という「視野の狭い<若者>ゆえの「意地」の張り合い」だったものに、「対戦を重ねてきたことで<力士>としての「情念」のぶつかり合い」になっている気がする。
そういう意味では「BURST」になってから、爽快感は無くて、「熱い」っていうより「怖い」。「切磋琢磨」っていうより「嫉妬」。「どろどろした世界」って感じ。この先、どうなっちゃうのかなぁ〜って思います。
でも、ちゃんと仁王兄さんが、ボケてたりして、そのあたり中和しているんで、作品全体としてバランスはいいと思いますが。



ドカベン ドリームトーナメント編
前から申し上げている通り、野球にはあまり興味がなく、ドカベンの感想を事細かにあげることも無かったのですが、このドリームトーナメント編は、ALL水島マンガの新旧スター(あるいは変人)大集合の様相で大好きです。
前に感想をあげたときは「選手名鑑が面白い」と言っておりましたが、最近スーパースターズVSドルフィンズの試合も進んできて、プレイ自体を見てお気に入りの選手ができましたw それはドルフィンズのジンクスです。
あんだけイロイロジンクスを覚えてたり、信じてたり、複数のジンクスが重なったら瞬時に判断を求められたりしたら、日常生活も相当大変だろうなぁ、と思うのですが、どうなんでしょうか?
ということで、前はさらっと読んでましたが、最近はきちんと読んでいるドカベンでした。



囚人リク
房を変えての脱走仕掛け。アレコレ順調そうですが、一筋縄ではいかないものがクライムモノの常套手段。
すげー気になります。リクも知恵絞ってるし、豚さん大好き高木も、どう絡むのか? 毎週楽しみです。うん。



てなことで、けっこう溜めましたが、この辺で。