新宿スワン(33)
- 作者: 和久井健
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/06
- メディア: コミック
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先日買った砂の栄冠とコッペリオンは「読んでたあたり」だったけど、新宿スワンは「読んでないところ」も入ってて、ワクワクしました。
てなわけで、新宿裏家業オシゴトマンガも過去編を交えつつの、現在の抗争勃発か?という展開。
オハナシは、舞台が新宿歌舞伎町で、業界がスカウト会社と、その背景のやーさま、ということもあり、結構過激な感じで描かれているシーンが多いんですが、今回の過去シーンは、やくざ映画並みのバイオレンスさ。
そして、この過去編って、「真虎さん(或いは朱美)は、なんでソコマデ執着しているの?」と今まで思っていた背景でもあるんで、余計に、重要なエピソードだと思うんですが、ちょっとあっさりした印象。
過激でえぐい描き方はされているんだけど。
もちっと辰巳さんの魅力が描かれてると、違ったのかな?
そして、同様に、たちゅひこの魅力も、ずーっと見てきて、すごくわかるんだけど、森長たちが「命張る」ってのも、「筋としてはもっとも」な展開なんだけど「<本当に>命張るには熱量が足りない」というか、「助けてやるぜ!」ってなら大納得なんだけどなあ。
ともあれ、レオの兄も登場し、まだまだ拡散するのか?という最終章。
続きが楽しみです。