砂の栄冠(10)
- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/22
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
基本的な感想は、過去の感想*1と変わらないんだけど、今回の試合で感じたことがひとつ。
それは、主人公の<背景>があるだけに、「教条的甲子園観・正義感」で考えると、「背景」や「性格」が災いして「負けて後悔」っていうバッドエンディングがいつ起きてもおかしくないので、試合も必ずしも勝つと思えない、ということ。
今回の試合でも、演出で、バンバン神様や魔物が出てきてるから、どっち転んでもおかしくないんだよねw
例1:神様に見放されてしまった。やっぱ全力プレーをしないと見放されるんだ…。
例2:魔物に食われてしまった。やっぱ油断すると甲子園の魔物に食われるんだ…。
とはいえ、ココまできたら当然優勝してトクさんを喜ばせてほしいわけですが(つか、決勝になったらさすがにトクさんくるかな?)そんなこんなで、次の試合も一癖も二癖もありそうな敵で、試合が始まるのが楽しみです。