太閤暗殺
- 作者: 岡田秀文
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2012/06/14
- メディア: 文庫
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先に読んだ「タイトルが出オチ」2作品と比べると、主人公の情念という部分が、あっさりで(まぁ、仕事を請け負うヒトのハナシだから、そんなにドロドロの情念がなくて当たり前なんだけど)、アクションやどんでん返しが中心。映画やドラマ・漫画とかの映像系か、戦国系ゲームのシナリオにはイイのかな?と思うけど、目に見えない「気持ち」も描ける文字媒体である小説としてはちと物足りなかった。
うーん、この言い方は正確じゃないかな?
言い方を変えると「活劇小説」としてはよかったけど、前に読んだ2作品がドロドロこってりだったので、あっさり味に感じた、ってところかな?
時代小説といえば時代小説ってことで同じジャンルだけど、系統が違うから、単純に比べちゃいかんってことですね。はい。