桜小町―ひやめし冬馬四季綴
- 作者: 米村圭伍
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/02/05
- メディア: 文庫
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
しっかし、ハヤテの時の感想にも描きましたが、全体がほんわかなノリなのに、急に現実的になってドキッとする展開が多い米村作品。この作品については、もう落語というよりはサスペンスモノレベルですわ。
まあ、主人公が冷や飯で、相手が家老クラスになってるんで、自然児が主人公のハナシよりは、もっとえげつなくなるかw
そんなわけで、タイトルこそ「ひやめし」って名乗って間抜けな感じがして、かつ「四季綴」とか言って雅な感じですが、謀略渦巻きぼこぼこヒトは死ぬは、なんだか凄絶です(汗)
このあとのシリーズではどんなことになっているか気になるんで、続きを見つけたら読んでみたいと思います。