手習重兵衛 母恋い

手習重兵衛 母恋い (中公文庫)

あれ？　完結してなかったっけか？　という重兵衛。年末年始に久々の再会。

面白い新キャラも登場しつつ、主人公の万能さ、周りのキャラのイマイチだけど憎めない行動、で、これまた「定番展開」。

まあ、それを言ったらおしまいなんだけど、いい意味での安定感のあるオハナシでした。

寺子屋のセンセイ的には、縁遠い属性の皆さんとお近づきになって、良くも悪くもオハナシの可能性が広がるかな？と思いました。
父子十手に続き、こっちも続きを読んでみようかな？　と思いました。

もう、なんだか、すっかり「定番の展開を安心するために読む」って、爺くさい回路に入ってきているかね？おれ。