ジョジョリオン(4)

最近、ジョジョを知らない人にジョジョについて聞かれることが多いんです。


そんで、他人に説明してみるとわかるんですが、前半(4か5部まで?)は純粋なエンタメとしてとっつきやすいと思うんですが、新作(6部以降?)に行くに従い、複雑化したねじれた楽しみ方になって「わかるやつだけ、ついてくればよかろうなのだァァァァッ! 」という状態になっている気がしないでもない。



さて、そんなわけで、このジョジョリオンも、当然新作の部類で、敵のスタンドの法則も複雑すぎて、ぼんくらおっさんにはわかりゃあしないので、法則がわかっても釈然としないw 

でも、「わかった」後で、虹村さんと定助の病院駐車場での立会いシーンの虹村さんの「攻撃の鮮やかさ」に、このヒト、「覚悟して来てる人」だな、と思ったり、ワクワクするのも事実。



そんで「みかんとレモン」のアレだって、正直、アレコレ「おわ!」とは思うけど「なるほど、わかったぞ」とも思えないし(でも、タマタマバナシとはアンマッチなんだけど、そのへんの整合性は、理由があるのかな?)、まだまだ「期待はするけど、おっかなびっくり読んでいる」で、連続で読んでる人は面白いけど、やっぱ、「きさま! 複雑化してるなッ!」なジョジョリオンなのです。


なんて思ってたら、ビーティーの最後に登場する嫌な家族や、玉美みたいな(さすが杜王町)、因縁吹っかける系の敵が登場(ミラションはちょっと違うか)。
それにしても、「スタンドの法則がわかる云々」はおいといても、こういういやらしい攻撃というか、言い回しというか、態度は、嫌だ。本当にこういう敵、嫌だな。


ということで、嫌な気分を残しつつ、終了。



蛇足
先日新宿某所で、バーテンさんが毎月オリジナルカクテルを作ってらっしゃるバーに行ったんですが、そこでは「ジョジョ・スタンド」にまつわるオリジナルカクテルを必ず1つ以上入れている、というトコで、誘ってくれたジョジョ好きとともに、バーテンさんと、オリジナルカクテルをアレコレ考えて楽しかったです。